ジェリー・パーネルの「混沌の館にて」は、米国のBYTE誌で1985年の春から長きに亘り連載されていたコラムで、日本でも「日経バイト」に掲載されていた名物コラムでした。
2004年には待望の書籍化も成り、著者も来日寸前だったのですが、直前でキャンセルになったのは残念な思い出です。
参照記事:日経バイト 連載「混沌の館にて」が、ついに書籍化...さらに...
BYTE誌の休刊、日経バイトの休刊の後、暫く間を置いてBP社のWebサイト「PC Online」での掲載が行われていましたが、今回、翻訳家の林田陽子氏の手によって「電子書籍」として復活を遂げました!!
※Science Book Club「新・混沌の館にて」( http://www.sciencereadings.com/ )
配信はEPUB形式。無料お試しもあります。
個人であっても、小規模な事業組織であっても、著者との契約がクリアされれば、電子書籍での出版事業が可能であることを具体例として証明してくれるのが、他でもない「混沌の館にて」であることが、とてもうれしいです。
コンテンツに対する愛が無ければ出来ることではありませんから。
ジェリー・パーネルは幸せなヤツだなぁ。