毎日コミュニケーションズは、電子書籍を筆頭とする電子出版ビジネスの道標となる専門誌「eBookジャーナル」を11月に創刊すると発表した。
創刊号は11/15発売予定。隔月刊(奇数月15日発売)。
判型はB5正寸。定価2100円。
紙媒体の雑誌以外に、電子版での発行も実施し、こちらは1260円。
予定発行部数20,000部(+電子版5,000部)
電子版は、販売チャネルとなる「Fujisan.co.jp」の仕様に合わせて「PDF」での展開となりますが、他のフォーマット(EPUBや.Book等々)での配信、各種チャネルでの展開も進めて行きたいという事です。
電子書籍...eBookと呼称してもいいですが、それらを「作る人」「売る人」に向けた業界向けの専門誌です。
「どうやって作るのか?」という技術面、「どうやって売るのか?」という販売施策面、あるいは関連する著作権管理の問題などを編集部が岐路に立つ出版社の【当事者】として体当たりで「やってみた」体験記、それを取り上げる異色の業界向け媒体となるでしょう。
今、この内容を「紙」でという事に苦笑いを浮かべる諸氏も少なからずいるようですが、今、この現状に敢えて「紙」媒体にチャレンジできるマイコミを私は称えたいと思います。蛮勇と笑わば笑え。
小木編集長は、この雑誌は「電子出版ビジネスを成功に導く総合誌」であり、また「電子出版ビジネスを成功に導くための実験誌」であるといいました。その意気や良し。
「電子書籍を考える出版社の会」を牽引する1社であるマイコミ。
元々、紙媒体に強い気持ちを持っている滝口取締役 出版事業本部長(「電子書籍を考える出版社の会」代表幹事でもある)。是非とも頑張っていただきたいですね。
※実用書系の出版社が集った組織である「電子書籍を考える出版社の会」も頑張ってね。
そうそう、創刊当初は紙媒体への純広告掲載には電子版への広告掲載がオマケで付きます。4C1P純広告は50万円。
マイコミジャーナルのクリエイティブチャンネル、ブックチャンネルとも連携します。