2010年04月27日
アイティメディア 平成22年度3月期 決算短信
という事で、アイティメディアの3月期決算短信が発表されました。
平成22年3月期 決算短信・決算説明会資料
先日、業績予想修正がなされていますから、驚きは無いですけど。
なお、平成23年3月期予想は、売上高 2,915百万円、営業利益 110百万円、経常利益 117百万円、当期純利益 104百万円としています。
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という事で、アイティメディアの3月期決算短信が発表されました。
平成22年3月期 決算短信・決算説明会資料
先日、業績予想修正がなされていますから、驚きは無いですけど。
なお、平成23年3月期予想は、売上高 2,915百万円、営業利益 110百万円、経常利益 117百万円、当期純利益 104百万円としています。
アイティメディアに買収・統合された「EE Times」は電子版のみになったけれど、Canon Communications Japan合同会社(3月にリード・ビジネス・インフォメーションがEDN Japan他のメディア事業譲渡した会社)が、発行している電子技術誌「EDN Japan」は、紙媒体と電子版を両方用意してます。
両方の「電子版」を見比べてみるのも一興かと。
それぞれのサンプル版と購読申込は
◆「EE Times 電子版(サンプル)」⇒無償購読申込
◆「EDN Japan 電子版(サンプル)」⇒無償購読申込
※両誌とも無償ですが、コントロールド・サーキュレーション媒体なので読者資格を満たさない場合は購読できない事もあります。あしからず。
こうやって、ブラウザでパラパラめくって読んでいると、これが然るべきデバイスで読めれば、特に違和感は無いような気もします。これなら、広告も一応の効果測定はできますし、今後、広告表現やその広がりについても色々な可能性を感じますね。
アイティメディアの平成22年3月期の決算発表は明日が予定されています。
先週22日に「通期(連結・個別)業績予想の修正、および特別損失の計上に関するお知らせ」が発表されておりますが、連結業績、個別業績とも減損損失による特別損失で赤字幅が拡大した予想となっていますね。
赤字は赤字ですが、四半期毎の数字はやや上向きで来ていたので、先行きを憂慮するような状態ではないように見受けられます。抑制が続いている各種コスト、特に販売管理費(人件費を含む)の抑制によるモチベーション低下が懸念される位かな?
営業利益が黒にならなかったのと、売上が30億超から25億半ばまで落ち込んでいるのは、やはり問題か。
IDGジャパンは、4月末にオフィス移転すると発表した。
移転先は「IDGインタラクティブ」の所在地と同一なので、拠点集約である。
数多くの主催イベントを開催してきたIDGは、相当数の来場登録者リストを保有しており、そのリストを利用した新サービス(TechTargetみたいの?)を始めるとか始めないとか噂にはききます。
さて、どうなんだべ。
アイティメディアは、本日、電子書籍関連情報ポータル「eBook USER」の開設を発表した。⇒http://ebook.itmedia.co.jp/・プレスリリース
当面は「ITmedia +D PC USER」などのアイティメディア媒体に掲載された「電子書籍」関連記事を転載して集積し、ポータル化を推し進めると思われますが、そのうち独自の記事なども掲載するようになるでしょうね。
なお、本日はもうひとつ「誠プログ」のプレスリリースも出てます。
色々と矢継ぎ早に展開してますね。
いささか旧聞となりますが、アイティメディアでは、会員制サービス基盤として「アイティメディアID」の提供を開始しました。
プレスリリース
「iPadが当たるキャンペーン」もやっているので、登録してみたのですが、今は「記事アラート」と「PDF出力対応プリント」程度しか機能が無いので、まだまだこれからですね。
登録時に取得するプロファイルは「メールアドレス」「生年月日」の他は「業種」「職種」「役職」「勤務地」「従業員数」程度なので、当面の運用としては広告商品にターゲティング・メニューが加わる程度でしょうか?
より詳細なプロファイルを要求する「TechTargetジャパンID」との統合はちょっと難しい、でも、いずれは統合しないと面倒臭いですね。コレ。
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話は変わりますが、最近、Webサイトがリニューアルを実施しても、さして代わり映えしない気がするのは、個別の記事を中心に読んでいるからでしょうね。細分化した専門サイトを作っても、サイトを統合しても、誰も気が付かないなんて事も有り得るかも...(^-^;
一つ前のエントリーに対して「通りすがり2」さんより、ご指摘と情報をいただきましたので、日経新聞の「有価証券報告書」を2年分参照してみました。
⇒第138期 有価証券報告書(平成21年12月31日決算)
⇒第137期 有価証券報告書(平成20年12月31日決算)
「関係会社の状況」の部分に、連結売上高に占める割合が10%を超えている会社として「日経BP社」の「主要な損益情報等」が記載されています。
第138期の有価証券報告書を参照すると
「当期純損失 7,667百万円」つまり、「76億6700万円」の損失。
うーん、これは物凄い金額ですね......。
なお、「関係会社の状況」を見るとBP社は日経新聞本社に「80億円」をお金を貸している事も判りますね。これは大手町の新しいビルを建てる際に用立てた物でしょう。
第137期の有価証券報告書では、BP社からの借入金は「40億」になってますから、一年でBP社からの借入金が倍増しています。
有価証券報告書って、面白いですね。
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