毎日コミュニケーションズは、「システム開発ジャーナル」の不定期刊化を発表した。
同誌は2007年11月より隔月刊誌としてスタートし、2009年度からは季刊となっていたが、昨年末12月発行の「Vol.12」を以って、定期刊行を停止する。
今後は特集主義の単発ムックやイベントと連動した配布誌として刊行される可能性は残されているが、事実上の休刊である。
他社よりは比較的、紙媒体を重視する事業姿勢の元で創刊された「システム開発ジャーナル」は、従来、マイコミが不得手の印象を持たれていた「エンタープライズ系」のIT分野をマイコミジャーナルとともに開拓する狙いを持って創刊されたが.........。
昨今の景気悪化に伴う基幹事業「学生向け就職事業」の不振によって、出版事業も再度の見直しをせざるを得ない状況となり命運が尽きた。合掌。
ひとり編集部で孤軍奮闘していた城ノ口編集長代理さま......お疲れ様でした。
他社と同様、マイコミでも収益が上がっている雑誌媒体はさして多くない筈で、残りの雑誌媒体についても、今後、注視する必要があるかもしれません。