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2010年02月 アーカイブ

2010年02月25日


ソフトバンク 「デジタルフォト」4月売で休刊

ソフトバンク クリエイティブは、「デジタルフォト」を4/20発売の5月号を以って休刊すると発表した。

2002年10月創刊ですから、同じく20日発売の老舗カメラ雑誌に伍して、7年半、よく健闘したと思います。写真共有SNSについては、引き続き運営するとの事。

これで、ソフトバンクの定期刊行誌は「ゲーマガ」の他は...季刊か不定期刊。
あ、「月刊ホークス」があるねー♪
なお、インプレスJapanの「デジタルカメラマガジン」は健在です。

2010年02月08日


[定点観測] 2010年1月 Web月間アクセス数

先日、月間PV数が落ち込んでると書いた「ITpro」ですが、
1月は12月からピコーンと盛り返して「17,287,791PV」の「3,285,523UB」。
月間UB数は「過去最高!!」という事になりますね。

ITmedia/@ITの方は、
ITmedia TOP+Newsの合計は「16,059,005PV」の「3,767,359UU」で前月からほぼ横ばい。
@ITも「15,099,274PV」の「2,780,786UU」とこちらも至極安定してます。

考えられる変動要因などは、また、いずれ。


マイコミ 「システム開発ジャーナル」を不定期刊化

毎日コミュニケーションズは、「システム開発ジャーナル」の不定期刊化を発表した。

同誌は2007年11月より隔月刊誌としてスタートし、2009年度からは季刊となっていたが、昨年末12月発行の「Vol.12」を以って、定期刊行を停止する。
今後は特集主義の単発ムックやイベントと連動した配布誌として刊行される可能性は残されているが、事実上の休刊である。

他社よりは比較的、紙媒体を重視する事業姿勢の元で創刊された「システム開発ジャーナル」は、従来、マイコミが不得手の印象を持たれていた「エンタープライズ系」のIT分野をマイコミジャーナルとともに開拓する狙いを持って創刊されたが.........。
昨今の景気悪化に伴う基幹事業「学生向け就職事業」の不振によって、出版事業も再度の見直しをせざるを得ない状況となり命運が尽きた。合掌。
ひとり編集部で孤軍奮闘していた城ノ口編集長代理さま......お疲れ様でした。

他社と同様、マイコミでも収益が上がっている雑誌媒体はさして多くない筈で、残りの雑誌媒体についても、今後、注視する必要があるかもしれません。

2010年02月05日


アイティメディア 第3四半期決算資料から

アイティメディアでは、先日、平成22年度3月期の第3四半期(9月-12月)決算を発表しています。IRライブラリ「決算情報」

数字的には連結ベースで「営業利益△4百万・経常利益△1百万」とプラスに転じる所までは来ていませんが、だいぶ、持ち直した感じではあります。
まだまだ、コストカット施策は継続する必要があるでしょうが。

資料の32ページに買収した「E2パブリッシング」の事が書いてあるのですが、「平成22年3月1日:同社を合併統合の予定」とあります。
買収の最大のポイントだったであろう「EE Times Japan(電子版)」の送付リスト(3万人)の有効活用も、ひとつの組織となればスムーズになるでしょう。「@IT MONOist」とのコラボレーションも進むようですし。
「EE Times Japan(電子版)」は「Flash」で作られていて、なかなかカッチョ良いので購読登録の前にWebで試し読みもできればいいのにと思います(記事としてはHTMLベースで読めるけどさ。「電子版」がどんなのだがワカンナイので勿体無い)。

さてー、3月には通期黒字化達成できるかな??
孫クンに怒られちゃうからね。頑張ってね!!

でっきるっかな でっきるっかな はてはて、ふふーん

でっきるっかな でっきるっかな さてさて、ほほーん

2010年02月03日


「ITproリニューアル発表会」

一昨日の発表会で明らかになった事を掻い摘んで。

リニューアル実施は4月上旬(4/6予定)
エンタープライズ分野により注力
ニュース記事より特集記事など読み物を上部に配置
テーマサイトを再構成して9テーマ⇒5テーマ
重点テーマには特設サイト「Focus」を設ける
メルマガ改編「ITpro Enterpriseメール」を創刊
コンテンツの閲覧には会員登録が必須となる(記事のさわりは誰でも読める)

少し詳しく説明を補足すると
ニュースサイトとしての見え方は配置なども含めて、若干、抑え目にして、短期連載の「特集記事」や重点テーマ毎に特設ページを設ける「Focus」を追加。「Focus」は「クラウド」「仮想化」「IFRS」など四半期単位で取り上げるテーマの継続・終了を検討して行く(具体例として挙げられた重点3テーマは、各種イベントなどとも連動しているので2010年12月末までの継続が予定されているが)。
これに伴って、広告メニューにも重点テーマ毎に「Focusスポンサー」が加わる。

テーマサイトは、現在の9テーマから5テーマに改編。
「エンタープライズ(経営・情報システム)・ネットワーク・セキュリティ・ソフト開発」になる。無くなる「Windows」「オープンソース/Linux」などはサブ・テーマとして適合するテーマサイトの下に入る。

メルマガは「ITpro Reportメール」と「日経コンピュータ Expressメール」を統合して、「ITpro Enterpriseメール」を創刊する。雑誌名称の付いたメルマガという物は本当に少なくなったなぁ。

ITproのリード獲得型メニューのエントリーメニューである「ITpro Data」には、リード獲得数をコミットするメニューが加わった。

関連する資料はBP社Webサイトでご参照下さい。NikkeiBP AD Web ⇒ ITpro
「ITproリニューアルのお知らせ」

ザクッと説明するとこんな感じ。

まだまだ「クロスメディア」のお題目は生きているようで、雑誌編集部の記者は雑誌もWebもイベントもと、色々と大変な感じも致しますが......まぁ、仕方ないですね。

より「エンタープライズ」分野に注力というのは、主要な広告クライアントの向いている方向や立ち位置を踏まえれば妥当ですし、テーマを絞っていくのも、PV・UB拡大・増殖路線から転換し、ある程度のPV・UB規模は保ちつつコンテンツの質、閲覧者の質を上げて行こうという意思の表れかもしれません。

それが一番端的に表れているのが、「会員制の本格導入」でしょう。
BP社の会員登録は簡便な「BPパスポート」が基盤になってきたので、取れるプロファイルが限られていましたが、「ITpro会員」になる場合にはプロファイルを「追加登録」する必要がありますので、今後は、すべての記事の閲覧は「ITpro会員」にのみ許される形となれば、リード獲得型メニューや行動ターゲティングのような広告メニューの改良・開発に留まらず、少なからず、コンテンツの質的向上にも直結する物と思われます。

広告屋としての意見を少し足すと、ITproの広告メニューはPV単価の極端に安いもの(今週のトピックス 想定@0.2円、サイドスクエアバナー 想定@0.3円)と時代錯誤的に高いもの(テーマ指定レクタングル @6.5円)が混在していて、ちょっとヘンチクリンです。

部数が激減しても定価を下げるという文化の無い「雑誌」に慣れているのは判りますが、「Webメディア」は違うので、常に実情に沿った価格改訂を行い、整合性のある広告メニューの提供をお願いしたいです。


「ITpro EXPO」などの「展示会開催発表会」 他

昨日、「ITproリニューアル発表会」と「ITpro EXPO」などの「展示会開催発表会」が併せて実施されました。

まず、2010年の展示会については、「ITpro EXPO 2010」は10/18から3日間、東京ビックサイトで開催される。昨年は別途開催された「Security Solution 2009」と「エンタープライズ・リスク・マネジメント 2009」が統合され「Security Solution & ERM 2010」として「ITpro EXPO」と併催となる。

つまり、ICT総合展の「ITpro EXPO 2010」とセキュリティ専門展の「Security Solution & ERM 2010」が同時開催になります。

それから、「ITpro EXPO」は、展示会場でのイベント期間の前後に特設Webサイト開設・雑誌「ITpro magazine」発行・バーチャルイベントなどを継続的に実施する「100日間イベント」を今年も謳っています。

昨年、ライバルに先駆けて試験的に実施した「バーチャル・イベント(クラウド・フェスタ)」が、今年からはテーマも複数になって、立派なひとつの柱となります。
なお、バーチャル・イベントは「EXPOバーチャル」と命名されてます (^-^;
※出展申込は、原則としてリアル展示会も一緒に申し込む必要があるようです。

ここ数年、「ITpro」全般を発行人として仕切ってきた「林哲史」氏はCN局長補佐になっておられました。

Webサイト「ITproリニューアル」については、明日!!

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