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日経BP社は「中小企業向けIT誌」に再挑戦中

各社でコントロールド・サーキュレーションによる新雑誌が予定されていますが、
日経BP社にも、創刊の調査段階として6月末にパイロット版配布を行った新雑誌があります。
その名も「日経BP VICTORY(ビクトリー)」!!  V! V! V! ビクトリー!!
■資料:nikkei_victory.pdfをダウンロード

「日経BP VICTORY」は、中小企業の経営層に向けたIT雑誌ですが、「中小企業向けIT市場」を過去に2度攻め、敗退した経験を活かし、「経営情報誌の貌をしたITマインド形成誌」となっています。IT導入に積極的でない経営層/決裁層に対して、緩やかな形でIT導入による経営課題解決を意識して貰う形と言えば良いでしょうか。

中身も日経ベンチャーや日経ビジネスなどのコンテンツを活かした作りとなっています。

日本語での雑誌サブタイトルは「躍進企業の経営を支援する情報誌」なのですが、
英語での表記は「IT Management for Progressing Companies」な辺りはムフフのフ。
「VICTORY」の綴りの中に「ICT」が埋め込まれているのもイイ。

創刊号の配布部数実績は77,000から78,000部との事。
BP社の保有リスト以外に商工会議所青年部の協力も得たそうです。
現在、年内に配布されるパイロット版「第2号」の準備をしている模様。

かつて、志半ばで斃れた「日経IT21」や「日経アドバンテージ」の為にも頑張っていただきたい。
また、中小企業のIT市場を目指すITベンダーの皆様には是非、ご支援を賜りたいと思います。
でないと、もう二度と、「中小企業向けIT誌」は出ないかもしれません。

★余談:コントロールド・サーキュレーションによる無償配布誌でも、広告料金の設定価格が市販誌レベルまで低くなってきているのは面白い傾向です。実勢を反映したという事かもしれませんし、定価とはいえ高額すぎると俎板にものらないですもんな。

コメント (2)

Mな人:

コンバトラーだったのですね・・・
ICTという言葉はあと2年は響きが良いと思います。
3年後はどうなるのかなぁ

f/x 舩津:

Mな人さまへ
いやー、解説はなくて良いのよ。

独り言のようなコメントはツマラナイので、
もうちょっと自分の意見を述べていただくような物を期待しております。

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