本日、実施された「nikkei BPnetリニューアル発表会」の内容を掻い摘んで。
冒頭、「BP社のWebメディアの現状と今後」について、渡辺洋之クロスメディア本部長が説明をしてくれました。
それによると5月・6月のPV実績は1億2千万PVを突破、UBも1000万UBを達成したとの事。
広告売上も2008年1月?6月は前期比123%UPとなったそうです。
※それらを「ネット広告好調」と読み替えていいのかどうかは慎重になりたい話ですけど
「今後」の話としては、いつもの「P(ページ)V(バリュー)の追及」という話と、
新しく「BPnet」は「BP社」の枠を超えて「B(ビジネス)P(プロフェッショナル)の為のポータルになる」との話があり。
後を受けたBPnetの小出由三編集長が具体的な説明をしてくれました。
リニューアルは「10/7」実施。トップページでのカテゴリー表示も見直し。
BP社の専門メディアだけではなく、社外メディアとの連携強化を行うそうです。
「NIKKEI NET」や「テレビ東京(WBS)」など日経グループとのコンテンツ連携。
その他、ミロク情報サービスが展開し各種テンプレート等が充実しているhttp://www.bizocean.jp/など外部との連携強化も積極的に行っていく模様。
また、外部連携に関しては相互でのコンテンツ連携の延長線上に、独自のアドネットワーク構築による広告原稿スペースの斡旋なども検討しているようだ。
「BPnet」傘下の「ITpro」については林哲史発行人から説明がありました。
7/1におおよそのリニューアルを完了している「ITpro」ですが、
「日々、是、改善、リニューアル」という事のようですね。
体感速度のアップ、ユーザビリィティ向上、検索機能の強化などは、ほぼ完了済。
今後の目玉は「各種製品・サービス情報データベース」の構築です。9月スタート。
市場に出回っている主要なIT関連製品・サービスをジャンル毎にまとめた編集コンテンツとして提供。
リクルートが「キーマンズネット」で実現しているような「比較表」の機能も実装するそうです。
当初は製品数も少なくチョボチョボだと思いますが、一年間掛けて充実を図るとの事。
日々、発表される新製品については記者が新製品記事を書く作業をするルーチンの中に「データベース登録」を入れ込む事で、ほぼリアルタイムにデータベースに新製品がエントリーされる形態を取るようです(この体制は10月スタート予定)。
従来から存在する広告別冊「IT総覧」と連動する「ITpro Data」のコンテンツは並存します。
元々がこの「ITpro Data」の情報量が貧弱であるが故に、充実を図る方向へ行った筈なので、将来的には、今回の「製品&サービスDB」に置き換えたいとITpro編集部は考えているようですが、一方は有償掲載の記事広告ディレクトリであり、一方は純粋な編集コンテンツとなるので、「製品&サービスDB」と連動する広告メニューをどう設計するのかが、非常に大事ですね。
本格的な広告メニューの展開はDBが充実した来るであろう来春以降との事。
※トライアル広告(誰にとってのトライアルなんだろーね?まぁ、その形が順当でしょうし)としてタイアップ連動の広告メニューは来月にも稼動予定らしい。
と、ここまで聴きましたが、後は「TRENDYnet」の話なので失礼しました。スミマセン。