2007年10月31日
マイコミ 「システム開発マガジン」誌名変更
創刊前に誌名が変更になるのは良くある事......ではないけど。
正式誌名は「システム開発ジャーナル」になりました。
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創刊前に誌名が変更になるのは良くある事......ではないけど。
正式誌名は「システム開発ジャーナル」になりました。
日経BP社と日経ホーム出版社は、来年7月1日付で合併し経営統合すると発表した。
存続会社は日経BP社。ニュースリリース ・ 日経BPとの経営統合のお知らせ
所謂一つのグループ企業再編ですな。また、お引越しだよね?。
ソフトバンク クリエイティブは、リソースの集中による媒体施策の見直しを行い、複数誌に対する各種発表を行った。
「DOS/V magazine」は、12/27売(2月号)を以って、月刊誌としての刊行を終了し、今後は不定期刊誌として存続する。PCの高性能化/低価格化と普及によって、「DOS/V」という名称とともに歩んだPC自作誌も、黄昏の時を迎えるという事か......。
「PC Japan」は、11/13売(12月号)より、誌面強化を行い、現在のパワーユーザ向け内容を若干、一般読者向けにしてソフトバンクの旗艦「PC総合誌」の役割を担う事になる。外人モデルを起用し続けた表紙も一新される予定。日本人アイドル起用だと「PC fan」とカブるしねぇ。
「Yahoo! Internet Guide」は、12/27売(2月号)より、リニューアルを行い「ネット総合誌」として各層に親しみやすい誌面構成を目指すと思われる。存在意義の薄れたCD-ROM付録を無くして、販売定価も引き下げ、縦書きの誌面レイアウトデザインを取り入れる予定。
ここ数年は規模縮小を続けてきたソフトバンク クリエイティブの雑誌事業は、もう、不定期刊雑誌を除けば、切れる所はすべて切った状態になっていると思います。今後は上昇カーブを描いて欲しいものです。
かつてのソフトバンク雑誌「The COMPUTER」の誌名を冠した「Laoxの旗艦店」すら無くなってしまう程、世の中は変わりましたしね。PCブーム、ネットブームに乗って拡大してきたIT系出版社も各社各様に生き残りを賭けた厳しい戦いを繰り広げているのだと思いますけれど、どうか、無くなっていった雑誌を愛し共に歩んでくれた読者の事も忘れないで下さい。
ITmediaは、「月刊アイティセレクト」を、最新号の9/29売(11月号)で休刊し、来月以降はITmediaが4月に開設したエグゼクティブ向けSNS「ITmediaエグゼクティブ」の会員に限定配布する「ITmediaエグゼクティブ マガジン」として再スタートする。
2001年に「メディアセレクト」社のITビジネス誌として創刊した「アイティセレクト(旧誌名:ITセレクト)」は、ここに来て「会員限定配布誌」に大きく頒布経路を変える事になるが、内容的にも多少はCIO層向けに振られると予想される。
地味に展開している「ITmediaエグゼクティブ」発展の起爆剤になるのかな??
「選ばれたアナタのためのITmediaエグゼクティブ マガジン」........うーむ。
野垂れ死にが、ほぼ約束されているオラには関係ないね?(苦笑)。
毎日コミュニケーションズは、新雑誌「システム開発マガジン」を「11/29」に創刊する。
ベタな誌名の通り「システム開発」に従事する読者のための雑誌。
刊行ペースは隔月予定。判型は「B5定型」。無線綴じ。3万部発行予定。
4C1P広告料金:60万円。
「創刊のお知らせ」をダウンロード
「Windows Start」と「PC MODE」を統合した「Windows Mode」が失敗に終わった事で「ITビジネス」分野への橋頭堡を失った形となっていたが、「マイコミジャーナル」のエンタープライズ・チャンネルと連動する形で「エンタープライズ」分野を視野に入れたIT系媒体のクロス展開を企図する。
「システム開発マガジン」の対向誌は表面的には「日経SYSTEMS」となるであろうが、マイコミの持つ編集リソース、執筆者ネットワークを鑑みると「日経ソフトウェア」「開発の現場」に近い物になるのではないかと予想される。まぁ、読者層によっても変容していく物ですが。
いずれにしても、久々の新創刊誌です。短命に終わらぬように応援しましょう!!
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