リニューアルによって激オモになっていた「ITpro」ですが、月曜のビジネスタイムを乗り切り安定稼動に入れたようです。とりあえず、良かった。
今回のリニューアルで左サイドに「メニュー・バー」が新しく用意されましたが、「ITpro SukillUp」などの新設に伴い、従来、扱うジャンルごとの「テーマ」よりも大まかな興味別・習熟度別・目的別の「入り口」として存在した「ITpro Data」「ITpro Start」「ITpro Tech」「ITpro Watcher」を意味付けを変更してシャッフルして押し込んだような感じになったので、ルールが不明確で何処に何があるのか判り難いような気がします。
例) 「ITpro Watcher」は左メニューで「識者の意見(Watcher)」となっている。
まだまだ整合性が取れていません。個人的な評価としてあまり美しくない。
アーカイブも含めてコンテンツの総量が膨大になっているので、時間が必要なのかもしれませんが、ナビケーション・ラインから外れた「残され島.」が有るようでは勿体無いです。
Webを読む側の姿勢が総じてそうであるように、書く側、作る側も断続的に続く、終わりの無い「刹那」の表層を流れていくしかないのだと言うのなら、それでいいですけど。
本来は昇華され形に残るべき記事をしっかり書くべきである「雑誌編集部」にWeb用の記事を書かせて、記者/編集者のリソースを使っているのだから、たとえ、「1年で1人にしか読まれない記事」であっても、一度、載せたからにはナビゲーション、アクセスビリティを蔑ろにする事は許される事ではないと思う。
あくまで事業の主柱である雑誌を軽んじて「クロスメディア戦略」などと言っても空しかろう。