PC誌卒業宣言から99日。
肝心な本誌の編集内容がサッパリ判らないまま、
「なぎら健壱」編集長の手による意味不明な「リボーンProject」を経て、
遂に本日、「月刊アスキー」は新装刊となりました。
※なぎら版「月刊アスキー」もWebで作られるそうだ(笑)
「ビジネスとITのギャップを埋める」がショルダーコピーの「月刊ascii」。
仕込みに時間が掛けてあるだけの事はあり、
なかなか、バラエティに富み、読み甲斐もある新創刊号となっています。
特に「原丈人」氏へのロングインタビューは必読かな?
ギャップや隙間の意味を考えた時、まず、編集部は、
「IT」とは?「ビジネス」とは?なんだろう?と考えたのかもしれません。
PCだけがITじゃない、それは然り。「金儲け=ビジネス」じゃない、それも然り。
間を埋めるという作業は人の「智慧」活かし「知性」を磨くという事に他ならないのかもね。
Webの膨大な情報の中から知りたい情報を一応はすぐに得ることができるようになり、
より深く、より長く思索を続ける事は難しい時代となってしまいましたが、
有意義な思索の芽として雑誌は充分な存在意義を持てると思います。
簡単な見方をすれば「大人向けの週刊アスキー」で良いかもしれません。
最終的に『ビジネス誌』と謳わなかったのは正解な気がします。
当初、想定していた読者層にリーチできるかと言えば....どうだろう?ですし、
590円という価格も微妙ですが、是非、頑張っていただきたいと思いました。