グループ組織再編で今月から新しくなった「翔泳社」の門出を飾るには相応しくないのだが…
Windowsプラットフォームの技術開発誌「 Windows Developer Magazine 」が、
この12/2売(1月号)を最後に休刊する事が正式に発表された。
前身となる「 Visual Basic Magazine 」が創刊されたのは1995年4月、
「 dotNET Magazine 」へのリニューアルを経た、12年の歴史に幕を閉じる。
1万部程度の部数と固定化した少量の広告では持ち堪えられないのは判りますが、
'95の創刊号から携わってきた媒体だけに残念です。
「C Magazine」も消え、残存するプログラミング誌は「日経ソフトウエア」のみ、
ネットワーク構築部分もフォローするLinux誌や言語で括られたJava誌もかなり敗色濃厚。
システム開発の上流工程を扱う雑誌だけが残るのは、
ソフトウエア産業空洞化の反映でしょうね。プログラマーは本来、創造的な仕事なのだが。
基盤となる技術理解をスッ飛ばしたファシリテーション云々なんか糞食らえ。
そして、休刊情報はまだ続くのであった。