「日経PCビキナーズ」などとともにホームユース中心の初心者向けPC誌として、
展開してきた讀賣新聞社の「 YOMIURI PC 」だが、
「AsahIパソコン」の休刊や「PC MODE」の統合による消滅以降、部数を伸ばしている模様。
同誌は誌名に「ビキナーズ」と入れている訳でもなく、
内容も経年により「初心者?中級者」向けになっている為、
行き場を失ったPC暦の長い読者にも都合の良い受け皿として機能しているようだ。
年齢に拠らずネットからの情報抽出に消極的な層は相対的に雑誌に対する忠誠心が高く、
固定読者の揺るぎが少ない所に他誌を失った読者が上積みされているのだろう。
(女性編集長という点はシニア層男性に確実に効くし......)
(PC誌の女性編集長は現在、この稲沢裕子編集長だけかもしれないぞぃ)
読者の高年齢化による販売部数の先細りという点では、
どちらかと言うと「DOS/V誌」などの正統マニア誌の方が深刻かもしれない。