ITmediaは、メディアセレクトから引き継いで刊行していた月刊誌「サーバセレクト」の
WebサイトをITmediaエンタープライズ傘下に「サーバセレクト オンライン」として昨日開設した。
今後、月刊誌の「サーバセレクト」は、
「サーバセレクト ベストソリューション・ムックシリーズ」と銘打ち、
特集主義のムック形態で年4回程度刊行される予定(7/18売が月刊誌の最終号との事)。
まぁ、要するに「雑誌休刊⇒オンライン化」であり「無償化」です。
メディアセレクトが刊行していた月刊誌も「アイティセレクト」を残すのみか...。
時代の趨勢といえばそれまでだし、ITmediaにあっては自然な流れとも思えますが、
「お金を支払っている」「お金をいただいている」という関係が崩れて行く中で
「読み手」の記事クオリティや記事広告/タイアップ記事の取り入れ方に対する厳しい眼や
「作り手」が自らの甘えを律し戒める気持ちまでが希薄化しなければ良いと思うばかりです。
無償Webサイトの規模拡大やサイト数の増加は勿論ですが、
有償の定期刊行雑誌に代わり「フリーペーパー」や「名簿管理による無償配布誌(*)」ばかりが
読まれる時、「情報はさしたる拘り無く製造され、消費される物」になるんでしょうなぁ。(*:コントロールド・サーキュレーション誌)
というか、もう、なっているのかな?