昨日発売となった「月刊アスキー 8月号(7/18売)」は通巻350号。
'77年の創刊から「29年余」を経た古参PC誌が大きな区切りを迎えた。
「パソコン30周年記念特別号」と銘打たれた8月号は、
過去記事テンコ盛りの付録DVD付きとはいえ、特別定価1,280円とチト高い。
ちゃんと自腹で買わせていただきましたよ。
(「月刊アスキー」派じゃなかったから初めて買ったかも。最終号コレクターなのさ......)
往年の名機/愛機や懐かしい話題がたくさん載っているので、
ついつい、ノルスタジアに浸る「ノスタル爺(じじぃ)」になってしまいますが、
「これからの30年キーパーソン・インタビュー」なども載ってます。
そして、巻末では「PC誌」からの『卒業』が高らかに宣言されました。
小林編集長はコラムに『セカンドステージへ進みます』、
『ITがあたりまえの時代の、あたりまえでないビジネス誌を目指しています』と書いています。
先般の発表会でも『ITがもたらすビジネスイノベーションを後押しする』
『IT視点のビジネス誌』という表現を用いており、
なんだか良く判らないけれど「ビジネス誌」になるのです。
「セカンドステージ」という言葉遣いといい(きっと、わざとだな)、
ネットインフラやテクノロジー、文化を意識した形のビジネス路線は、
ほのかにいつぞやのインプレス臭がするような気がします。
新生後の誌名表記がどうなるのかは現時点で不明ですが、
もし、「月刊アスキー 2nd STAGE」や「月刊アスキー 2.0」だったら
来週26日の発表会までに直して下さいね(苦笑)
『「月刊アスキー」リボーンまで、あと99日』という事なので、
生まれ変わった「月刊アスキー」は10/25発売という事になります。
まともに勝負するつもりがあっての新装刊なのかどうか私には疑わしいのだが。