2/28売の3/15号で「ASAhIパソコン」は、休刊となりました。
奇抜な表紙の最終号は、
第1特集「アサヒパソコン年代記」、
第2特集「アサヒパソコンからの遺言」、
第3特集「アサヒパソコンに贈る言葉」
と総力を挙げた「休刊特集」となっており、死出の旅路の餞として多くの方に読んでもらいたいと思います。
巻頭ニュースでは、この号も「ASAhIパソコン」らしい社会派のネタを扱っており、
こういった製品情報の羅列ではない、掘り下げた本来の意味でのニュースや
教育現場やハンディキャップを持たれた方のPC活用など
新聞の社会面にも似た報道・ジャーナリズムの匂いを持つ記事も一貫して載せ続けた
「ASAhIパソコン」が休刊になる事は、やはり残念でなりません。
「ASAhIパソコン」の系譜に連なる後継媒体の企画は行われている様子ですけれど、
他社に追随するだけの芸の無い大衆向け「MAG⇒NET」路線展開では無く、
現実社会とリンクする存在になったIT社会・ネット社会を「市民(笑)」が生きていく為の
論壇誌のような物を「紙」で作って欲しい物だと勝手に夢想しております。
(サイバー・パンク「AERA」みたいな奴がいいな(......意味不明))
個人的には、かな?り縁遠い朝日新聞社さんですが、
皆様、大変、お疲れ様でした。
デジカメ批評を連載していた文月涼さんは、今後、ゲリラ化するそうです。