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2006年03月 アーカイブ

2006年03月27日


ソフトバンク クリエイティブ 「ドリマガ」誌名変更

ソフトバンク クリエイティブは、総合ゲーム月刊誌となっている「ドリマガ」を
5/30売より「ゲーマガ」に誌名変更すると発表した。

そういや、まだ、有ったんですね(苦笑)
広告料金、判型などに変更は無い。
「ドリマガ」の「ドリ」は「ドリームキャスト」の「ドリ」でしたね......

2006年03月14日


ITpro リニューアル後の雑感

3/1にリニューアルされた「ITpro」についての雑感。

リニューアル発表会に係る過去記事に、私はこう書いた。

| 懸念としては、ITpro編集部が統一感のあるサイトを目指す過程で、

| 各雑誌のWebサイトが築いてきたブランドやコミュニティが分解しかねない事だろうか?
| 雑誌編集部主体のWeb活用に歯止めが掛かってしまう事態は避けなければいけないと思う。
と………

一例を挙げるなら「日経ソリューションビジネス」が独自に展開してきた
「ITサービスLeaders」は、リニューアルによって「ITpro」に取り込まれ、
テーマとしては「Select」傘下の「ソリューション営業」になった。
「ITサービスLeaders」の人気ブログも「ITpro Watcher」からも読める形となった。

雑誌読者向けセミナーも「ソリューション営業」実施のセミナーになった。

雑誌サイトを包含する「Tech-On!」とは異なり、
新生「ITpro」は、Webサイトとして独立した外観形態を取っている為、
コンテンツを提供している「雑誌」の存在感はかなり希薄な物になっている。
ソリューション営業」を見ても「日経ソリューションビジネス」の姿は感じない作りなのだ。

実際に主要Webコンテンツを「ITpro」に取り込まれてしまった雑誌と
例外的に取り込まれなかった雑誌Webを持つ雑誌と較べると

雑誌編集部主体のWeb活用度/自由度、ひいては読者サービスに歴然とした差が付いた気がする。
(「日経ソフトウエア Webサイト」と「日経ソリューションビジネス Webサイト」を較べよう)

Webメディアでもコンテンツ収益を上げられているなら、まだ良いのだが、
広告収益が中心となるWebメディアの勢力拡大によって、
読者からの購読料というコンテンツ収益で支えられている「雑誌」の自由な活動を阻害し、
雑誌編集部の求心力や雑誌読者向けサービスを低下させる事は賛成できない。

自前の編集部を強化して、「ITpro」オリジナルの記事も増えた「ITpro」なのですから、
雑誌Webサイトを乗っ取る形でのコンテンツ強化手法は不要なのではないでしょうか。
バランスを上手く取らないと雑誌購読者の離反を招く事になるでしょう。
IT系専門雑誌事業からの完全撤退をBP社が目指すのであれば、それでも良いが。

2006年03月07日


ここ半年(10月?3月)の休刊/刊行ペースダウンをまとめてみた……

コンピュータ・エージ社 「コンピュートピア」10/18売で休刊
ソフトバンク 「DO YOU ?」10/24売で休刊
ソフトバンク 「ケータイ無料NAVI」12/5売で休刊
日経BP社 「日経バイト」12/21売で休刊
ソフトバンク 「暮らしとパソコン」12/17売で休刊
ソフトバンク 「PC USER」12/24売で休刊⇒ITmedia +D へ移管。オンライン化。
日経BP社 「日経Windowsプロ」12/26売で休刊
ソフトバンク 「iモードスタイル」1/25売を最後に不定期刊へ

IDGジャパン 「e・Gov」2/15売で休刊
メディアセレクト 「Directions On Microsoft」2/15売を最後にオンライン化
朝日新聞社 「 ASAhIパソコン」 2/28売で休刊
ソフトバンク 「ケータイBEST」3/15売を最後に不定期刊化へ
ソフトバンク 「C MAGAZINE」3/18売で休刊
アスキー 「UNIX MAGAZINE」3/18売を最後に季刊化へ
技術評論社 「JAVA PRESS」3/18売を最後に年2回刊へ
日経BP社 「日経システム構築」「日経ITプロフェッショナル」を3月統合「日経SYSTEMS 」に
ソフトバンク 「パソコン購入ガイド」3/29売で休刊

インプレス 「iNTERNET magazine」 3/29売で休刊

こんなもんかな?
ご冥福をお祈り致します。

2006年03月03日


インプレス 「 iNTERNET magazine 」 3/29売を以って休刊

インプレスは「 iNTERNET magazine 」を3/29売(5月号)で休刊すると発表した。

今後もムックやWebなどによる新媒体等で注目分野の情報提供は継続される。
参照記事⇒ITmediaニュース

「 2nd STAGE 」から、リニューアルで路線変更したものの、
軌道修正を余儀無くされていたのは傍目にも良く判りました。
インターネット・ブームを支えた'94年9月創刊の老舗雑誌も通巻136号で休刊です。
最後まで「公称 10万部」を言い張ったまま休刊ですなぁ。


「ASAhIパソコン」 通巻399号で逝く

2/28売の3/15号で「ASAhIパソコン」は、休刊となりました。

奇抜な表紙の最終号は、
第1特集「アサヒパソコン年代記」、
第2特集「アサヒパソコンからの遺言」、
第3特集「アサヒパソコンに贈る言葉」

と総力を挙げた「休刊特集」となっており、死出の旅路の餞として多くの方に読んでもらいたいと思います。

巻頭ニュースでは、この号も「ASAhIパソコン」らしい社会派のネタを扱っており、
こういった製品情報の羅列ではない、掘り下げた本来の意味でのニュースや
教育現場やハンディキャップを持たれた方のPC活用など
新聞の社会面にも似た報道・ジャーナリズムの匂いを持つ記事も一貫して載せ続けた
「ASAhIパソコン」が休刊になる事は、やはり残念でなりません。

「ASAhIパソコン」の系譜に連なる後継媒体の企画は行われている様子ですけれど、
他社に追随するだけの芸の無い大衆向け「MAG⇒NET」路線展開では無く、
現実社会とリンクする存在になったIT社会・ネット社会を「市民(笑)」が生きていく為の

論壇誌のような物を「紙」で作って欲しい物だと勝手に夢想しております。
(サイバー・パンク「AERA」みたいな奴がいいな(......意味不明))

個人的には、かな?り縁遠い朝日新聞社さんですが、
皆様、大変、お疲れ様でした。

デジカメ批評を連載していた文月涼さんは、今後、ゲリラ化するそうです。

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