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日経BP社 各種Webサイトの近況と今後

先日行われた発表会資料のまとめです。

・nikkeibp.jp
コンテンツの3本柱である「ニュース」「ビジネススタイル」「ライフスタイル」。

月間PV・月間UUとも大幅に増加(4月実績: 13,425,935PV・1,352,179UU)
RSS配信をきめ細かい区分で実施中。
BP社のメインポータルという役割のほか、傘下のカデゴリーサイトの充実やITProなど主要Webサイトとの連携を強化。

・デジタルARENA
パソコン&デジタル機器の総合情報サイトである。
日経パソコン編集部との連携でニュースの速報性をUP。その他の雑誌とも連携強化。
製品レビューは年間に約270本。コラム強化予定。

月間PV 1000万、月間UU 100万人。

・ITPro
ITプロフェッショナルのための総合情報サイトである。
より専門的分野をフォーカスしたターゲットメディア「ITPro Target」を内部に展開へ。
6月には「SMB+IT」カテゴリーを「nikkeibp.jp」から移管。
7月には業種別情報サイトをスタート。9月に新システム導入とリニューアルを控える。
月間PV 1100万を突破、登録会員数 58万5515人。

・Tech-On!

製造業技術者を支える情報サイトである。
「NE ONLINE」「ものづくりONLINE」「Automotive Technology」を統括。
(Tech-On!のサイト形態詳細は2004/11/11記事を参照)
月間PV 約600万PV 登録会員数 51万超。統合後も順調に推移。改善/改良を継続中。

......やっぱり、まとめ切れない。
まだまだ、いっぱいWebサイトあります。
「nikkeibp.jp」傘下の各種カテゴリー(健康など)も元気そうですし、
新技術を利用した広告メニューなどの開発も行われています。

なんとなく感じる事は、「これまでに無く「Web」に対する意識が増しているのだろう」と言う事。
各所で自発的/自律的に立ち上がっている新企画Webサイトも数多く、
そのすべてが統一されたスタイルで試みられている訳ではないので、
BP社であっても、試行錯誤と収斂を繰り返していく事になるとは思いますが、
編集主導の雑誌Webサイトさえ、機能していないような媒体も他社にはあるので、
これからの専門誌とWebサイト、そして周辺サービスの在り方や、
収益モデルや業界構造の変革にも参考となるであろう様々なケースを見せて欲しいです。

やっぱり、そうなるとWeb専業の専門サイトというのは......膨らみがなぁ。

既存メディアへの専門情報ソース提供で収益を、という所に行ってしまうのだろうか?

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