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2005年06月 アーカイブ

2005年06月27日


あらま、一週間更新していなかった......。

お茶濁しに小ネタ。

BCNの月刊「 BCNランキング」は、6/25に最新号が配布されました。
編集ページも、BCNとは明らかに違い、コンシューマ向けっぽくなって来ましたし、
フリーペーパーとしての広告/協賛/タイアップ・ビジネス展開も概ね順調な感じです。
今号から「AsahIパソコン」の「勝又ひろし」編集長と
BCNの駆け出し記者による新コーナーも始まりました。

2005年06月20日


ネットアンドセキュリティ総研 オフィス移転

ライブドア傘下のネットアンドセキュリティ総研(略称:NS総研、旧社名:バガボンド)は、
本日より新オフィスに移転した。
従来のオフィスも、六本木ヒルズ38Fにライブドアと同居していましたが、
新オフィスの赤坂アークヒルズ・アーク森ビル35Fも同居の模様。
但し、ライブドアが移転するという話は、リリースも出ていないので、
ライブドアが子会社を含めて営業拠点を2つに分けたという事かもしれません。

なお、電話番号/FAX番号も変更となっています。

新住所:
〒107-6035 港区赤坂1-12-32 赤坂アークヒルズ・アーク森ビル35F ライブドア内


月曜から与太話でなんですが...

ソフトバンクパブリッシングのロゴが、
ソフトバンク本体や福岡ソフトバンクホークスと同じ

「黄色い横棒2本」に変更された事にやっと気が付いた。
いつから、変わったの?

電算写植や印刷に携わって来た人間には、
外字とかが出ない時に出力されちゃう「ゲタ文字(〓)」に見える。
黄色にしてみると! 「SoftBank」。ね。
本来ならblogネタの与太話でした?。

2005年06月18日


ソフトバンクパブリッシング 新ゲーム誌「 EXP. 」 発売日変更

ソフトバンクパブリッシングの、
新しいゲーム総合誌「 EXP.(エクスペリエンス)」は7/22から7/29に発売日変更。


「雑誌データ」更新しました

ずっと、更新していなかった「雑誌データ」を更新しました。
ABC加盟誌/印刷部数証明付き発行部数開示誌以外の雑誌については
推定実売部数を掲載していますが、この数字は鵜呑みにしないようお願いします。

2005年06月13日


ソフトバンクパブリッシング 「 PC Japan 」 創刊100号

「 PC Japan 」は本日発売の7月号で創刊100号を迎えた。
衝撃の休刊、そして、復刊を経て迎えた100号ですね。
「文教堂」の雑誌売上ランキングでは、復帰後も相変わらず上位をキープしており、
休刊前のようにABC公査への復帰もお願いしたい所です。


ITmedia、シックス・アパートと提携。ブログ開設。

その名も「オルタナティブ・ブログ」。
詳しくはリリースを。色々とやっておられますなぁ。
プレスリリース

ITmediaには「アンカーデスク・チャンネル」なんて物もあった筈だが......。

アンカーデスク
。まだ、有りましたね...。

2005年06月09日


アスキー 「アスキービジネス」 事業説明会 in 幕張

本日、NETWORLD+Interopが開催されている幕張メッセの隣にある
幕張プリンスでアスキーの説明会が行われた。
アスキーが広告会社向けに発表会/説明会を行うのは、物凄く久しぶりの事だ。
(色々と大変な時期を過ごして来ましたからねぇ)

今回の説明会は、
以前にお伝えしている新雑誌「アスキービジネス ITスキルアップ」に関連する物だが、
その後、続報でお知らせしたように、この媒体はWebサイトと対を成す形を持っている。
Webサイトの名称は「アスキービジネス オンライン」。
このWebサイトと雑誌を組み合わせたメディアの総称が「アスキービジネス」であり、
今日は「アスキービジネス」という新ブランドの説明会なのであった。
「 http://ascii-business.com/ 」※プレオープン中※

「媒体説明会」ではなく「事業説明会」という名称に疑問を抱くかと思いますが、

「アスキービジネス」は、従来、各ITベンダーのマニュアル/広報誌や小冊子などの制作物や
プライベートセミナー/イベント運営など、出版社としての周辺サービスを担っていた
「 B2B 事業部」が中核になって立ち上げられたプロジェクトの為、
アスキー内部の視点としては「新事業」という捉え方となっているからだ。

多少、繰り返しになりますが、
「アスキービジネス」は、中小企業のシステム担当者、ネットワーク担当者に向けて
現場担当者が必要とする情報を提供するWebと雑誌のクロスメディア。
Webサイトは登録無しで閲覧できるコンテンツと登録会員向けのコンテンツの二重構造。

雑誌は、Webサイトの内容よりも一段階、高度な内容を取り扱う、
登録会員から選抜するコントロールド・サーキュレーションの無償配布誌である。
6/29にWebサイトOPENと雑誌配布を開始。雑誌は月刊発行。
Webサイトは100万PV/月、10万UU/月を想定。登録会員も10万人が当面の目標であり、
雑誌は3万部の配布を予定している。
その他、会員向けのDMメールや資料同梱のサービスも展開する。
各種広告掲載料金など詳細はアスキー広告にお問い合わせ下さい。

販売収益が無いとはいえ、

配布部数や想定PVおよび想定UUを考えると割高な設定に感じますね...4C1P 100万円。
各種タイアップや企画実施による割引を織り込んだ価格付けという事ですかね。

中小・中堅企業向けのITビジネス誌は、多くの先行誌が失敗している鬼門だが、
アスキーの媒体を好んで読んでいる、技術者未満のイマイチなPCオタク層に対して、
ビジネススキルを含めた有用情報を「アスキービジネス」で無償提供してやる事で、
「中小・中堅企業の現場で活躍できるIT担当ビジネスパーソンに改造しちゃいますよ!
 みんなも助かるし、今は半端なキミにもプラスでしょう!」という浸透アプローチなのである。
(先行誌がビジネス現場でのIT活用に能動的な層を対象にしていたのと大きく違う)

ニート寸前 オタク更正プログラムとして機能するかもしれない。

編集コンテンツの中には「B2B事業部」オリエンテッドな
ITベンダやSIerとのタイアップ企画に拠るコマーシャルな物も含まれて来ると思うが、
導入事例や製品情報などについては、データを蓄積するタイプの仕組みが考えられており、
特に「事例」は、突っ込んだ情報を数多く開示できるかという点を愉しみにしたい。

雑誌の「アスキービジネス ITスキルアップ」編集長は、
「NETWORK MAGAZINE」の大島編集長が兼任。
本文64P程度という分量ですが、コンテンツの質は心配しなくて良いと思う。

他の媒体社のWeb+Magazine 展開と較べて云々する事は簡単ですけれど、
アスキーの新しい取り組みを暖かい目で見守りたいと思います(......とりあえず(苦笑))。


ITPro 「記者の眼」 谷島編集委員は面白いなぁ

今日の「記者の眼」は、

日経ビズテック・日経ビジネス・日経コンピュータ編集委員の谷島氏の執筆する
「SEと記者,どちらが短命?」である。

面白いので読んでみてね。
(石頭のSEさんは読まない方が良いかもね。意味不明でしょうし)

このコラムの中で
『Webサイト上のニュースの多くは発表に基づくものがほとんどで,
厳密な意味のニュースではない。』

と書いている所に記者としての魂と拘りを感じます。
谷島編集委員のような記者がいるうちは、産業ジャーナリズムも安心です。
孤高の「生涯一記者」で良いじゃないですか。
もっともっと現場で頑張って下さい。
キャリアパスなんて糞食らえぇぇ。......というかフリーランスでやってみては?

また、blogとの境界が曖昧になっているなぁ......まぁ、良いや。


日経BP社 電子・機械局 「 Technology Markting Day 2005 」

定期的に行われているイベントが昨日ありました。
電子・機械局の媒体状況や業界の流れ、そして広告関連情報を把握できる良い催しです。
今回は「日経エレクトロニクス」の創刊900号記念と
「日経マイクロデバイス」の創刊20周年に合せた開催でした。
電子立国日本を支え続けて老舗となった両誌は、まだまだ元気ですから、
今、必要な情報だけでなく、10年、20年という先を見据えた情報を提供できる
産業情報誌として、これからも頑張って欲しいと思います。

(先端=民生先行な今だから、民生技術の軍事転用に関係する特集とかも読みたい...)

Webサイトの「Tech-On!」も堅調な様子です。
「日経エレ」浅見編集長の弁舌は爽やかだなぁ、といつも思います。(二枚目だし)

2005年06月08日


ソフトバンク・メディア・マーケティング 体制変更へ

言わずと知れた今や老舗のIT系出版社ソフトバンクパブリッシングや
「Flipviewer」を利用した電子ブックを(地味に)展開しているSBMMクリエイティブなどを統括する
ソフトバンク・メディア・マーケティング(以下 SBMM)は、
ブーロードバンド時代の複合コンテンツに対応する為、3社を合併すると発表した。
※合併後の新社名などは現時点では未定かと思われます。(SBMMじゃぁねぇ?)
6/7付 プレスリリース

また、ソフトバンク本社との間にSBMM傘下企業を統括する新たな純粋持ち株会社として
「ソフトバンク メディアマーケティング ホールディングス」を設立予定。

合併調印は8月、実際の合併は10月が予定されている。

ここに来て、雑誌とネットの融合が俄然、現実味を帯びてまいりましたね。
雑誌の地位が低下したり、存在が消滅するという事ではなく、
統合されたひとつのメディアの中の重要パーツになっていくのだと思います。
情報が氾濫するこの時代に「情報サービス業」として生き残りを懸ける以上は、
それに対応できる組織体制の構築も必然という事で有りましょう。

「出版社」という呼称も変わっていくのかもね。

2005年06月02日


日経BP社 「日経エレクトロニクス」900号記念のデジタルマガジン公開

「日経エレクトロニクス」は創刊900号を記念して
900号の表紙から記事、広告まで「まるごと一冊」をWebで閲覧できる
「デジタルマガジン」を公開している。(とりあえず900号限定です)

Webブラウザで見れるデジタルビュアーは色々有りますが、

今回の物は大日本印刷の「DNPプラグインフリー」技術というものらしい。
実際に閲覧してみましたが、自動ページ捲り機能もあり、
広告ページから広告主Webへのリンクや資料ダウンロードも出来て、まぁ!実用的。

閲覧には登録が必要です。ご興味ある方はこちらから。
(19インチ以上のモニタじゃないとシンドイかもね)


ソフトバンクパブリッシング 新ゲーム総合誌「 EXP.」を7月発刊

ソフトバンクパブリッシングは、
新しいゲーム総合誌「 EXP.(エクスペリエンス)」を7/22に発刊する予定。
(まずは「ドリマガ増刊」としてのスタートです)
AB判。発行予定部数 8万部。
全ハード全ジャンルを網羅する総合ゲーム誌として、
どの辺がどのように新風味なのか不明ですけれど、正統派っちゅう事かいな?
「ドリマガ」編集スタッフや旧「ザプレ」攻略スタッフなどを結集した総力体制みたいです...。
(「ドリマガ」読んで無いから、発表資料だけじゃ差がワカンネーや)


日経BP社 各種Webサイトの近況と今後

先日行われた発表会資料のまとめです。

・nikkeibp.jp
コンテンツの3本柱である「ニュース」「ビジネススタイル」「ライフスタイル」。

月間PV・月間UUとも大幅に増加(4月実績: 13,425,935PV・1,352,179UU)
RSS配信をきめ細かい区分で実施中。
BP社のメインポータルという役割のほか、傘下のカデゴリーサイトの充実やITProなど主要Webサイトとの連携を強化。

・デジタルARENA
パソコン&デジタル機器の総合情報サイトである。
日経パソコン編集部との連携でニュースの速報性をUP。その他の雑誌とも連携強化。
製品レビューは年間に約270本。コラム強化予定。

月間PV 1000万、月間UU 100万人。

・ITPro
ITプロフェッショナルのための総合情報サイトである。
より専門的分野をフォーカスしたターゲットメディア「ITPro Target」を内部に展開へ。
6月には「SMB+IT」カテゴリーを「nikkeibp.jp」から移管。
7月には業種別情報サイトをスタート。9月に新システム導入とリニューアルを控える。
月間PV 1100万を突破、登録会員数 58万5515人。

・Tech-On!

製造業技術者を支える情報サイトである。
「NE ONLINE」「ものづくりONLINE」「Automotive Technology」を統括。
(Tech-On!のサイト形態詳細は2004/11/11記事を参照)
月間PV 約600万PV 登録会員数 51万超。統合後も順調に推移。改善/改良を継続中。

......やっぱり、まとめ切れない。
まだまだ、いっぱいWebサイトあります。
「nikkeibp.jp」傘下の各種カテゴリー(健康など)も元気そうですし、
新技術を利用した広告メニューなどの開発も行われています。

なんとなく感じる事は、「これまでに無く「Web」に対する意識が増しているのだろう」と言う事。
各所で自発的/自律的に立ち上がっている新企画Webサイトも数多く、
そのすべてが統一されたスタイルで試みられている訳ではないので、
BP社であっても、試行錯誤と収斂を繰り返していく事になるとは思いますが、
編集主導の雑誌Webサイトさえ、機能していないような媒体も他社にはあるので、
これからの専門誌とWebサイト、そして周辺サービスの在り方や、
収益モデルや業界構造の変革にも参考となるであろう様々なケースを見せて欲しいです。

やっぱり、そうなるとWeb専業の専門サイトというのは......膨らみがなぁ。

既存メディアへの専門情報ソース提供で収益を、という所に行ってしまうのだろうか?

2005年06月01日


IDGジャパン 「 e・Gov 」広告料金改定 他

IDGジャパンは、電子自治体情報誌「 e・Gov 」の広告料金を大幅に引き下げた。
[現行価格] 4C1P 定価 78万円 → [新価格] 4C1P 定価 47万円
※価格はいずれも税別。新価格の適用は7/15売より

全国自治体の情報施策担当者を中心に無償提供されている同誌ですが、
地方(地場)に根付いているSIerなどを対象とした有償購読冊数が確保できた為、
思い切った広告料金の改定に踏み切ったとの事です。
理由はとどうあれ、唯一の「月刊」電子自治体向け情報誌ですし、
従来より気軽に広告掲載の検討ができるようになるなら良い事ですね。

それから、2月下旬に全面リニューアルされた
IDGの各雑誌ブランド別のWebサイト/メールマガジンの広告料金も

リニューアル以降のPV数や配信数を考慮する形で6/1以降分より改定されています。
詳しくはこちらの資料を参照下さい。


日経BP社 日経ソリューションビジネスの新サイト 本日OPEN

本日オープンとなったのは、「ITサービスLeaders 」で、

SIer向け業界誌「日経ソリューションビジネス」が提供する新サイト。
形式的にはITPro傘下の新しい専門サイト群「ITPro Target」の一つとなります。
(雑誌Webサイトは、別に存在しています。今後も並存するのかは不明)
ITサービス業種の業界ニュースや営業/マーケティングの関連情報が提供されると同時に、
雑誌連動セミナーやイベントなどの周辺活動の基盤となります。記者Blogも設置!

このWebサイトも「ポータルの間口は広く、内容は深くまで」「雑誌とWebの連携と融合」という
一連の動きの中に位置づけられる物と考えられます。

(電子機械局の「Tech-On!」スタイルを「ITPro」に適用して行く流れですな)
雑誌の独自性を保ったまま、縦横の連携を強めて、なおかつ、活動範囲も拡大。
やっぱり、運用バランスが難しいですか?
これからは「雑誌編集部」という言い方は通用しなくなっていくのかもね。

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