4/18売からリニューアルされたソフトバンクパブリッシングの「暮らしとパソコン」。
今回のリニューアルでは、シニア向けPCエントリー誌という括りから離れて
間口を広く取った「パソコン活用入門誌」になっています。
表面上は広く一般向けで強くシニア向けを謳っていなくても、
実際には忠誠度の高いシニア読者を意識して作られている
「 YOMIURI PC 」や「日経PCビギナーズ 」も善戦していますが、
各種デジモノの普及とPC連携が進むにつれて、家庭での日常的PC活用の必然性が増し、
パパ・ママ年代を中心とする層でホームユースに関連したPC活用情報の需要が上昇、
結果、最低限のPCスキルは常識として持っているが、
従来は前向きな活用をしてこなかった層に向けたホームPC活用誌が
もう一度、求められているのかもしれません。
「暮らしとパソコン」のリニューアルは、その流れに乗った読者対象の拡大に思えます。
従来路線でPCスキルを鍛えたシニア初級?中級者も取り込めるでしょうし、
読者サポートを続けてきた「暮らパソネット」や各種サービスもある。
ホビーやホームユースがまったく盛り上がらないから、
ビジネス用途のPC活用に傾斜したPC誌ですが、なんか、復調期なのかも。
昔、ソフトバンクには「 PC Life 」という売れてた雑誌が有りましたね。