IDGジャパンは、定期刊行している雑誌のWebサイトを2/18にOPENする事を
本日、実施された「オンライン媒体説明会」で発表した。
各雑誌のコンテンツを持ち寄る「統合Webサイト」の開設ではなく、
雑誌編集部がメディア領域の拡大を行う形で制作する「雑誌Webサイト」を
それぞれの雑誌が別ドメインで立ち上げる。
現在も「CIO Magazine」や「COMPUTER WORLD」「e・Gov」は、
独自の雑誌Webサイトを持っているが、こちらについては大幅強化リニューアル。
その他の雑誌については新規OPENを2/18に行う。
また、「COMPUTER WORLD」で実施されているマーケティング・サービス「TR」も
各誌に合わせた形で、順次、提供が開始される予定でWebサイト活用のカギとなる。
オンライン媒体 媒体資料 ← 掲載の広告料金は一部の例外を除き1ヵ月掲載の料金です。
それぞれのURLは下記の通り。[まだ、リニューアルおよび新規オープン前ですよ]
◆COMPUTER WORLD Online
◆NETWORK WORLD Online
◆Windows Servers World Online
◆Java World Online
◆Linux WORLD Online
現在、地味に稼動中のITニュースサイト「IDG Japan Global Headline」は、
IDGジャパンのトップページへの再編が予想される。
雑誌とWebサイト(メルマガ含め)と各種セミナー/イベントをひとつのブランドとして形作る方法は、決して、目新しい物ではないが、
雑誌で得たメディア・ブランドを統合サイトの下で埋もれさせるのではなく、
あくまで「ひとつの雑誌ブランド」の独自性、独立性を強く意識している点がポイント。
雑誌編集部がWebコンテンツの制作をも一緒に行う事で、雑誌とWebの特性や役割分担を考慮した
「一体化したメディア」としてコンテンツ設計が可能となり、
そこに雑誌読者/定期購読者を中核としたコミュニティ形成や読者限定のコンテンツ提供、
読者参加型イベント/セミナーの実施を重ねていく事で、さらなる付加価値が生まれる。
やっと、IDGジャパンが雑誌とWebの本格的な融合に向けて本腰を入れる、という事だが、
すべてが一体となった「ブランド」しての「雑誌」と「Web」を強く志向している点は、
私も思いを同じくする所であり、非常に期待したいと思っている。
立ち上げ当初という事を考慮しても広告料金は廉価設定であるが、
今後も一貫してWebサイトの広告収入に依存する必要の無い雑誌と一体化した運営を望む。
頑張っていきましょう!