メディアセレクトは、昨日、サーバ管理者の実用情報誌「月刊サーバセレクト」を
来年3月に創刊すると発表した。
「サーバセレクト」は、今年の7月と10月にムックで刊行された実績がある。
発行周期は月刊、版型 A4変型、4C1P広告料金定価 60万円。
発行予定部数は5万部。販売形態は書店販売+定期購読。
実際にシステム構築を行う現場SE向けというよりは、
システムの運用/管理を業務とするユーザ企業内の「管理者」を中心に
プラットフォーム縛られない幅広いスタンスで、
事例を核とした実務情報や最新情報、技術解説記事の提供を行う。
ここで言う「管理者」は、
「サーバ管理者」「データベース管理者」「ネットワーク/セキュリティ管理者」などを指す。
扱う内容も各種サーバ・ソリューションを構成する広義のソフトウェア系となる筈。確かに現場の管理担当者向けに、敷居をあまり高く設定しないで、
しかも、特定のプラットフォームに依存しない内容の雑誌というのは、無かったのかもしれない。
幅広い分、欲張ると散漫な感じになってしまいますから、誌面構成が肝心ですね。
頑張って下さいな。
経営者層/意思決定者層に向けた「 ITセレクト 2.0 」と、
今回の「サーバセレクト」を併用する事で上と下の両面から
情報提供を行う事が可能となるので、
メディアセレクトの媒体ラインナップも充実する事になる。
メディアセレクトでは、広告企画の立案/実施で日刊工業新聞との提携を進めており、
今後は雑誌誌面での連合広告企画実施や共催セミナーなども企画されるとの事。
(やはり、新聞系のネットワークもキッチリ活かしているのですねぇ)
クロスプラットフォームとか、マルチベンダーとか、オープンシステムとかを
ぼんやり考えていたら、ITPro 「谷島の情識」の谷島氏が書いた「記者の目」が、
そんな話だった。オモシロイ。