やっと、手元に届いたので、昨日から眺めている。
印刷部数証明付きの発行部数を開示している雑誌数は全部で400誌。
なかなか、興味深い数字が載っていて、かなりの趣味系雑誌を買っている私は
「へぇ?」とか「ゲゲッ」とか「ウムム」とか「あらあら」の連続である。
今回は経過措置として認められている自己申告部数を掲載している出版社もあるが、
それぞれのお家の事情やら、会社の姿勢が透けて見えるので面白い。
もともと、日本雑誌協会に加盟していない所も多いのでは有りますが......。
話を「パソコン誌」だけに絞ると
昨年の「マガジンデータ2003」には載っていたのに、
今年は掲載を取り止めたのは「インプレス」と「MdN」と「エンターブレイン」。
非常に判りやすい会社姿勢ですね。
「毎日コミュニケーションズ」は、ABC加盟誌の「 MacFan 」も含め(謎)、自己申告部数掲載。
「アスキー」は、創刊したばかりの「アスキープラス」以外は、すべて証明付き部数掲載です。
経過措置としての自己申告部数掲載を認めなくなった時に、
掲載されている雑誌数がガクーと減ってしまったら、実にツマラナイ話です。
第三者の裏付けのある発行部数も実売部数も明かさない姿勢を頑固ジジィの如く貫くならば、
それ相応の評価しか得られないから【損だねー】という認識を
すべての出版社にしっかりと持っていただけるような形にしないといけませんね。
「正直者がバカを見る」のは、大変、許し難いですから。
来年に期待しています。
日本ABC協会と日本雑誌協会で 「適正雑誌マーク」みたいな物を作れば良いのかもね。