出版業界誌「出版月報(出版科学研究所 発行)」が最新号で伝える所によると、
日経BP社は、11月下旬に発売される「義経伝説紀行」で分冊百科 出版事業に参入する。
「義経伝説紀行」は週刊で発行される分冊百科。
義経伝説を時系列で追い、所縁の地を順次紹介するとの事。
A4変判、逆中綴じ、予価560円(創刊号は特別定価予定)、全30号予定。
.........以上が出版月報に載っている情報。
ステープラーを内側から打つ奴を「逆中綴じ」っていうのね.....
分冊百科といえば、老舗デアゴスティーニやデル・プラド(扶桑社)をはじめ、
朝日新聞社、小学館、講談社、集英社と多くの出版社が鎬を削る白熱市場。
創刊号から最終号に至る部数減衰曲線が予想しやすい為、
目算の立ちやすい出版物とされているが、最早、過当競争に突入しており、
ある程度の部数が期待できるジャンルはやり尽くされた感もある。
という所へ日経BP社は新規参入する訳です。
9/3付で開発室内に設置された「出版開発部」が分冊百科を担当しているとすれば、
編集長となり得る人材が複数配置されているので、
「義経伝説紀行」に続き、第2弾、第3弾の分冊百科が発行される事も予想できる。
来年のNHK大河ドラマも「義経」ですから、それなりに売れるのかもしれません。
牛若丸 見参!
まずは鞍馬山か?それとも 山科?
義朝の敗死後、はじめは母・常盤や兄弟の今若、乙若と一緒に東大寺に居たんだっけ?
父・義朝を絡めて平治の乱の戦跡からやって欲しいな。
人材とリソースを考えれば、IT系や電子・機械の分冊百科も有るかもね?
ダイヤモンド社の「アフターマン」とか売れてるから科学系もね......