アスキーは、かつて隔週刊で発行されていたPC情報誌「EYE・COM」の復刻版を
「週刊アスキームック」として8/19に発売すると発表した。
「EYE・COM」は、程よいオフザケ感で読者の偏愛を受け、幸せに暮らしてしていたが、
既存週刊誌の向こうを張って勝負した初代・非IT系「週刊アスキー」の歴史的大敗北を挽回する為、
(体裁を整える為、と言った方が正しいかな?)
急遽、二代目・IT系「週刊アスキー」に祀り上げられてしまったのじゃよ。('97年の終わり頃かの)
しかし、旧「EYE・COM」編集部は、ブーブー、ブーたれながらも
福岡・スター・編集チョ(現:取締役 兼 週刊アスキー編集主幹)の下で
「EYE・COM」の血脈をしっかりと保ちつつ、「週刊アスキー」を作った。
そう、今の「週刊アスキー」とは、週刊化した「EYE・COM」に他ならないのじゃ...。
「・」じゃ無くて「-」だっけ?「EYE-COM」が正しい?
しかし、まぁ、超マニア向けですな。
こういう企画も通っちゃうなんて!アスキーちゃん、変な会社!(褒め言葉です)
(新たなる終わりの始まりだったりして......)
「MSX MAZAGINE 永久保存版」とか「蘇るPC-9801伝説 永久保存版」も出たし、
ソフトバンクじゃ「Beep 復刻版」。ベーマガの最終号も完売した筈。
IT系出版物に留まらず、
80年代ノスタルジア・マーケティング物は、今や結構なヒット路線ですが、
企画立案者や作り手が、その時代に生まれ育ったからという理由は横において、
[主たる購買層/読者層が「高年齢化」しており、「小金持ちオヤジ」しか反応しない。]
という事だとすると、今を喜ぶのも結構なのですが、
数年先については、かなりの危機感を持たないとイカン。
実際、IT系雑誌の購読者年齢も上昇しているので、何か手を打たないとね。
若者向けIT/PC誌......試みは行われているとは言え。
活字離れも激しく、本は読まないみたいだしなぁ?。オジサンはチト悲しい。
広く教養を身に付け、多くを学ぶ為には、ネットだけじゃ駄目だ。
相互共通理解の基盤として読書は大事なんだけれど......。(続きはblogにでも書こ)