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« 意外な展開! 「 PC Japan 」 突如!休刊! | メイン | 「 PC Japan 」ネタは、ここらで小休止 »


「 PC Japan 」 5/13売で休刊。6/11売は発売中止。

ソフトバンク・パブリッシングの「 PC Japan 」の続報です。

情報が抹消された「 PC Japan 」は、最新号5/13売を以って休刊となりました。

同時にバックナンバーの販売も中止されています。
既に編集作業がほぼ完了してると思われる6/11売(7月号)は永遠に発売されません。
ソフトバンク・パブリッシング上層部としても、苦渋の決断なのかもしれませんが。

ソフトバンク・パブリッシング 「PC Japan」休刊のお知らせ(5/31付)
SBPストア 「PC Japan」休刊のお知らせ(6月 付)

この喪失感はなんだろうか?

思えば、ソフトバンクの出版事業は、ユーザ層の拡大を第一義の目的としつつも
中核事業であったソフトウェア流通事業の側面支援的な事業性格を併せ持った形で
日本ソフトバンクの黎明期に開始されたのだ。
立ち上げ当初、「Oh! MZ」や「Oh! PC」の誌面はお世辞にも良い出来とは言えなかったが、
貧弱な編集コンテンツであっても、
情報が少なかった当時、一般読者である我々はソフトバンク雑誌を歓迎し、愛読した。
そして、流通商品である「ソフトウエア」を卸す電気/電器店チャネルの開拓や
ソフトベンダーとの円滑な取引を支援する営業ツールの役割も充分に果たした。

時代が移り変わり、ソフトバンクの事業展開は拡大に拡大を重ね、
その事業規模も当時とは比べ物にならない程、大きくなりました。
ソフトバンクにとっての「出版事業」は、いまや、非主流の事業なのかもしれません。
出版事業開始時には、
出版業を唯一無二の生業とする老舗の出版社や大手印刷会社等からは
「格下」と嘲られ、陰口を叩かれる事も有りましたね。
すべては遠い思い出です。

今回の措置は「自ら筆を折った」という事では無いかもしれませんが、

たまには無茶もする新進の気概を失わない「ソフトバンク・パブリッシング」は、
もう、存在し得ないのだと知らされました。
あぁ、単なる古参PC誌オタクの繰言になってしまいましたね......。


[追記]
最終号 5/13売(6月号)を改めて入手しました(近所に本屋が有るのは便利)。
「 BEAMZ 」氏は「スクリプトキディパーク」という連載を持っていたのですね。
この連載も自らの悪行によって最終回となった訳ですが、

最後の一文は「くれぐれも悪用厳禁だ。」である。

何でこんな事になっちゃったんでしょう...。
支えてくれた読者の方々に何と詫びればよいのやら...。

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