中堅・中小企業のIT戦略誌「日経アドバンテージ」は、12月号から「強い企業を創るIT戦略誌」に謳い文句を変更していますが、語感のマイナスを考慮しただけの事だと思います。
「IT戦略最前線ニュース」という毎号12P掲載される事例/実例ニュース記事も新設されて、
これまで以上に元気で創意工夫の有る中堅・中小企業の現場や人、
そして、その戦略(半数は戦術?)が実物大で感じられる誌面は溌剌としています。
今こそ、意思統一スピードの速い、中堅・中小企業だから出来るIT戦略で
「大企業なんぞ、ブッ潰しちまえぇぇ」位の勢いです。(特に上村編集長)
泥臭いと言えば、泥臭いのですが、この雑誌の場合はそこが良いのですね。
(かなりの取材頻度が想像できます。記者の靴は、もう何足目?)
ビジネスモデルや経営戦略面などもきちんとフォローされているので、
「戦略誌」としての色も濃く、ただのIT活用雑誌にならないようになっている。
(「日経IT21」の経験がキッチリ活かされている)
この雑誌の、うちに秘めた物は、結構、「過激」です。
「ITブームも去って、それなりに投資もしたし、不況だし...」と、
大企業や出版社のお偉いさんは意味無く、次を模索しているのかもしれませんが、
そもそも、
「IT」は「上手く使われていない情報を活用する為の技術」を指すのだとすれば、
「区切りも終わりも無い、もっと普遍的な物なのだ」と再確認しました。
(手作業の情報整理術だってITだもん!? 大福帳とか)
「日経アドバンテージ」は、その辺が判っている雑誌だ。超エライ。
(そして、谷島氏もそれが判っている故に...判り難いことになったのかも知れぬ)
さて、褒めついでに宣伝もしてしまいましょう。(笑)
5月で1周年のアドバンテージ。1周年を記念してセミナーを行います。
詳しくはこちら
(調子に乗って書いてたら、... 26:00になっちゃった。余計な事を書き過ぎた。)