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2003年10月 アーカイブ

2003年10月31日


[2003年上期(1月?6月)ABC公査部数] 実売部数ランキング

2003年度上期(1月?6月発売分) ABC部数からのトピックです。
2002年下期に比べると減少幅は小さくなりましたが、
長期低落傾向から脱する事ができません。
健闘している雑誌も有りますが、小幅な増加に留まっています。

第1位日経パソコン323,382部( 3,239部 減少 )
第2位週刊アスキー180,522部( 1,375部 減少 )
第3位日経PC21164,869部( 4,919部 増加 )
第4位アスキー.PC136,003部( 1,323部 増加 )
第5位PC Japan104,888部( 12,164部 減少 )
第6位日経ベストPC90,680部( 8,774部 減少 )
第7位日経CLICK77,043部( 1,144部 増加 )
第8位日経NETWORK74,756部( 3,984部 増加 )
第9位Yahoo! Internet Guide71,992部( 7,461部 減少 )
第10位日経Win PC63,750部( 3,288部 減少 )
次 点ASAhIパソコン62,451部( 9,163部 減少 )

※このランキングは「ABC 加盟誌のみ」のランキングである事を努々お忘れなく!!

12位以降は少し離れて「4万部台」の総合誌等が続きます。
技術系専門誌は押し並べて「2万部台」が主流となった感じです。

また、毎コミの「Windows Start」は、今回からABC公査誌ではなくなっています。
ABC非加盟誌も同様の苦戦模様である事でしょう。
詳しくは来週!!(誤りが有った場合、お知らせ下さい。急いで計算したので...)

2003年10月30日


.....ちいさいネタ、さいちいネタ、ちぃっちゃいネタ みつけた?♪

[ASAhIパソコン 創刊15周年記念号]

昨日発売の「ASAhIパソコン 11/15特大号」は創刊15周年記念号です。
'88年の創刊ですね。最新号で通巻347号。
奥付で展開されている「表紙座談会」は笑えるので一読を勧めます。
きっと、「ゴルァ!!」は次の知恵蔵に新語として載るんだよ。
(「表紙座談会」を読まないと意味不明なコメントで失礼)

[オマケ]
「日経ベンチャー 11月号」の第2特集名は、
許せ、友よ ?あなたは"創業の同志"を切れるか?」です。

この最新号がリニューアル2号目となりますが、
この特集名は「ハードボイルドだど(by 内藤陳)」という感じですねぇ。
臭くて実に良いですねぇ。
ベンチャー経営者とアウトロー(リーガル、イリーガルは有るにしても)は
ある意味似たような物ですから、フィットする!!

[オマケ 2]
IT Pro 「記者の目」。
今日は日経ソフトウエア 山口記者執筆の「楽しい! プログラミング」。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20031029/1/

[おことわり]
以下は、記者の目の内容/執筆意図とは関係が無い内容だと思われる

私も80年代初頭、愛機MZ-80K2でピコピコ楽しく遊んでいたのでした。
誰かが用意した物を利用するだけのスタイルは、面白く無いと思う方です。
(まぁ、便利なので使うんですが。とっても恩恵に与ってます)

オペレーターに成り下がりつつあるのはプログラマだけではなくて、

あらゆる技能職種が高性能マシンや多機能ツールに創造の愉しみを侵食されている訳ですが、
(工程や職種そのものが消滅した例もたくさんありますね。
ツールの奴隷と化している事も...デザイナーなんかありがち?)
そろそろ、大半の部分は「ロボット(AI/自動生成)で良いや」という事になって、
より高級職種として成り立つ技術職種のみになっていくのかもしれません。
階級分化の世が...ぐわわ。
数が少なすぎると雑誌が成り立たん。ヤバイ。

2003年10月27日


アスキー 「インターネットでお店やろうよ!」に連動するフリマ開催

アスキーでは、年内一杯にかけて行なわれる「アスキー大感謝祭」キャンペーンの一環として、「インターネットでお店やろうよ!」の誌名を冠したフリーマーケットを開催する。
主催は「東京リサイクル運動市民の会」で、アスキーは協賛ですが、イベント名称は
「インターネットでお店やろうよ! 編集部 Presents アスキー・東京元気市」となります。

通常のフリマと大きく違う点はWebサイトでの営業を基本とするネットショップが
リアル店舗をこのフリマに出店する事です。
その他、Googleのアドワーズ広告相談コーナーや
プロカメラマンによる商品撮影アドバイスコーナーなどネットショップ運営者の為の
イベントも実施される。

フリマ出店者はネットショップ運営者予備軍でもある訳で
「インターネットでお店やろうよ!」のイベントとしては読者獲得の効果もあり
なかなかユニークな着眼点ですね。

(しかし、一応、休刊していた事など何処かに行ってしまいましたな)

日程や参加方法などの詳細は下記。出店してみようかな?
http://ascii24.com/news/announce/2003/10/23/646514-000.html

2003年10月22日


広告主が媒体社を詐欺罪で告訴か?

出版業界の専門誌「新文化」のWebサイトには
「編集長のページ」というものが有りまして、その10/17付の記事に
広告主が公称部数に関連して媒体社を訴えた(?)件に基づいて、新文化 編集長が
「警察から販売部数についての問い合わせ」を受けた様子が書かれています。
(訴えられた(?)のは何処なのかなぁ?)

従来も訴訟沙汰になった事例はあるのだと思いますが、
改めてこういった実例の存在を知ると「ヤバイよなー」と思います。

訴訟をするまでも無く、
ある程度、影響力のある広告主の集まりが「ABC公査誌以外には広告は載せない」という
意思表明を実施までの猶予期限を付けてするならば(あるいは即刻、実施するなら)、
儲け損なう広告代理店の圧力によって公称部数は即刻、廃絶し、
ABC加盟が当然になってしまうような気もしますが、現状はそこまでは至っていません。
(単独でそういった指針を貫いている企業は有ると思いますが)

マーケティング費用の決済権が日本法人に無い外資系広告主も多くなっていますから、
あやふやな信頼性の無い数字でヘラヘラと営業しても広告は入らなくなるは当然なので、

独自の文化とか言っていないで、裏付けある実売部数公開が常識となって欲しい物です。
部数が雑誌評価のすべてでは無いにしても
公明正大、中立公正であるべきメディアとしての姿勢の問題としてね。

2003年10月17日


日経BP社 「日経PC21 」 9/24売の完売を発表

日経BP社は「日経PC21 」 9/24売(11月号)の完売を発表。
発売後10日前後から完売店が続出した様子で、
実売率は 80%超、実売部数は 180,000部を見込む。
この号には160P建ての付録「エクセル関数大辞典」が付いている。

大手書店チェーン「文教堂」が一般公開している「雑誌売上ランキング」でも、
( 文教堂 JBook [雑誌売上ランキング] BIGNET2 から閲覧)
「日経PC21 」は、ほぼ首位を独占する状態が続いています。

ビジネス/Office活用系のPC専門誌カテゴリは、
トップを走る「日経PC21 」に「アスキー.PC」が追走する形が定着していますが、
比較的高度な内容を扱う両誌に対して、中級者以下の読者をターゲットにした
各社の雑誌が現れては消えるという事を繰り返している激戦区です。

そんな、激戦の中にあって、最近ちょっと気になるのが、
読売新聞社の「 YOMIURI PC 」。
多少、ホームユース寄りのスタンスでは有りますが、
編集長が交代した後、ジワリジワリと上位2誌に近づいて来た感じで、

前出のランキングでも、最近はベスト10以内を定位置としています。
(10/15付 ランキング 7位。今こそ、ABCに入ろう!!)

[オマケ]
8月売を最後に季刊誌となったインプレスの「 .netテクノロジー」。
季刊化第一号は11月売の「実践! Microsoft Office2003活用術」ですが、
季刊誌というよりは別物のムックと呼ぶべき物のような気が致します。
「 .netテクノロジー」は実質的に休刊と判断したくなります。
「 .net 」という言葉の呪縛が、何とも...

2003年10月09日


過去記事フォロー!!

9/24に「オープン・エンタープライズ・マガジン」の創刊をお伝えしましたが、
工事中だったWebサイトがオープンしました。
「ソキウス・ジャパン」の「ソキウス」の意味も判ります。
スタッフ紹介は結構、詳細です。

http://www.sociusjapan.co.jp

[オマケ]
IT誌じゃないですが、日経レストラン 10月号は「15周年号」です。
色々と誌面強化が行われています。
連載マンガも「包丁無宿」のようなの流れ板物になったよ。

それから、今年の5/15に創刊をお伝えした
リード・ビジネス・インフォメーションの 「 Electronic BUSINESS Japan 」は、
今週末の10/10 創刊です。

http://www.ebjapan.com/

2003年10月06日


毎日コミュニケーションズ 「 PC JACK 」 11月売で休刊

毎日コミュニケーションズは、「 PC JACK 」を11/8売で休刊すると発表した。
僅か半年での休刊である。
今年6月に「 CD-ROM fan 」より誌名変更、誌面刷新を行い、

付録CD-ROMを梃子にしたパーソナルベースのPC活用を目指し新装刊された「 PC JACK 」。
休刊理由は「誌面の方向性と読者ニーズが乖離してしまった」という事なので、
つまりは「売れなかった」という事でしょう。
一度も拝見しておりませんので、言う事は何も有りません。合掌。

ダメだこりゃ
.......次、行ってみよう!! ( by いかりや長介)

2003年10月03日


10月だね!!

各社で人事異動や組織改正が行われています。
それに伴い、休刊情報も発生していますが、暫しお待ちを。

[オマケ]
D&M 日経メカニカル 10月号 特集「技術者がいなくなる」と

日経コンピュータ 10/6号 特集「2007年問題を乗り越えろ」は
ともに日本のエンジニアの能力や教育に関わる問題を取り上げている特集です。
なかなか、面白いのでご一読あれ!!
(メカニカルの「開発の軌跡」と「事故は語る」は面白いなぁ)
...more

人と組織は難しい...。
徒弟制や遍歴を基本にするような「個」が際立つ職人的世界が私は大好きですが、
各種職能ギルドの連携では組織力が弱くて国際競争力は生まれないし、
超高速に推移する技術に付いて行く事がかなり難しいので、

適用可能な業種/業態は、かなり限られてしまいますしなぁ...どうしやしょう親方!!

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