IDG ジャパンは、「 Graphics World (正式には Computer Graphics World)」と「 Sun World 」の両誌を9月発売の10月号を最後に休刊すると発表した。
「 Graphics World 」は、「 MAC WORLD 」の後裔として、ここまで頑張って来た訳ですが、
今年4月に行なったリニューアルに対して市場は反応しなかったという事でしょうか。
公式には、「IDGワールドワイドの媒体戦略に則っての休刊」と説明されております。
もう、一方の「 Sun World 」は、'91年3月創刊のサン・マイクロシステムズ系媒体。
SPARC ワークステーションや Solaris OS が、最も煌びやかな舞台に立っていた頃を思えば、
時代は大きく変わりました。Sun との契約が終了となり、休刊となるのも理解できます。
歴史ある両誌に携わった皆様、大変、お疲れ様でした。合掌。
さて、IDGジャパンでは平行して新媒体の準備も進んでいます。
先日、いち早く創刊をお伝えした「電子自治体系媒体「月刊 e・Gov 」」の他、
今回、休刊する「 Sun World 」のスタッフが手掛けるであろう
「企業コンピューティングを扱うエンタープライズ総合誌」も年内創刊予定の模様。
こちらは真っ当に企画すれば「日経コンピュータ」との真っ向勝負になりますから、
販売方法も含めて、どの方向性で打ち出すのか?捻るのか?が大変、興味深い所です。
河原編集長、楽しみにしております。
ところで「 e・Gov 」ですが、
正しい読み方は畔上編集長によると「イ?ガバ」で良いとの事でした。