4/28に創刊された「日経アドバンテージ」。
「中小企業経営者に向けたIT戦略誌」という事で、
全国各地を取材で飛び回った「怒涛の事例紹介記事」や「編集長インタビュー記事」などを用いて、それぞれの実践者が何に悩み、何を考え、如何したのか?という所をIT用語充満の形ではなく、中小企業経営者の身の丈に合った形で提供しています。
その他、「歴史に学ぶ情報活用の知恵」という江戸商人の記事も面白いですね。
「IT21」と「情報ストラテジー」の部品を中小企業向けに再構成して、
そこにリアルな「ベンチャー局」媒体としての色合いを加えた同誌は、
気合も入った、なかなか良い創刊号を作れたと思います。今後も注視致しましょう。
少々、苦言を呈すると、媒体性格的に記事広告企画の惹きが良いのは判るのですが、
編集ページのレイアウトデザインが地味な為、編集折内の記事広告掲載は、
広告ページとの差異が無く「かなり読み難い」です。改善して下さいな。勿体無いので。