本日、日経BP社 コンピュータ局による「誌名変更・誌面刷新」説明会が行なわれました。
媒体の方向性や立ち位置、目指す所を明確して貰えるのはウレシイですね。
・「日経システムプロバイダ」 誌名変更/誌面刷新
「日経システムプロバイダ」は、6/15号(6/13売)より「日経ソリューションビジネス」へ誌名変更。
SIer がユーザに「システム」を売っていれば良かった時代は終焉を迎え、
ネットワーク構築とシステム構築が不可分になり、アウトソーシングなどのサービスが増加する中で、
技術面だけなく、ヒジネスロジックとしても優等なソリューション提案力を持つ事、
そして、そのバックボーンとしてのマーケティング能力、リサーチ能力を求められる
「ソリューション・プロバイダ」に必須の業界専門情報誌へ誌面刷新されます。
具体的には「マーケット・トレンド情報」や「有望な新製品/サービス情報、その提供ベンダー情報」
「提案の為に利用できる統計資料」「商談の事例研究/ノウハウ提供」
「業務提携等の各種業界情報」などをタイムリーに提供していく事になるでしょう。
年初に桔梗原編集長が就任して、初の刷新となりますので、期待して6/15号を待ってます。
・「日経ITプロフェッショナル」 誌面強化
昨年5月に創刊された「日経ITプロフェッショナル」も誌面強化。
「ITスキルアップ誌」である同誌は、
創刊当初、想定した若年エンジニアではなく、現場を牽引している30才台のエンジニアを
中核的な読者として推移し、この4月号の発行部数は47,602部になったとの事。
(経験値のある中堅技術者でも、じっくりと優しく学びたい位、技術スピードが早いからですね)
今回の誌面刷新では、従来から取り組んでいたテクニカル面以外のスキルアップとなる
「ビジネス・スキル」と「マネジメント・スキル」をしっかりと補強し、
現場で一定の提案/決済権を持つ中核読者に対する必要情報として、
掘り下げた製品情報やソリューション情報の積極的提供を行なっていく。
・「日経システム構築」 リニューアル成功。 など
3月売から「日経オープンシステム」は「日経システム構築」になりましたが、
新規読者数は順調に伸びて累計7,000名近くになっているそうです。
こちらは「硬派な真のITプロ向け専門誌」ですが、ニーズに上手くフィットした模様です。
特集名も「燃えよ エンジニア」と、リニューアル号は意気込みが感ぜられました。
また、年初の組織改変でコンピュータ局に移管されたWebサイト「IT Pro」も順調で、
1月-3月期の売上は前年比 146% となっているとの事。
雑誌媒体/各種イベントと連動する企画実施やタイアップページの展開が行なわれ、
新しいプロモーション・メニューの追加も行なわれます。
ちなみに、コンピュータ局全体でも1月-3月期売上は前年比を上回っているそうです。
それから、「日経Windowsプロ」と連携する
「Windows Server 2003」のWebサイトが5月にOPENするとの事でした。