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2002年10月 アーカイブ

2002年10月30日


お化けよりコワイかも、2002年度上期 ABC部数

2002年度上期 ABC部数が判明しました。良い数字が見られる筈も無い訳ですが、実際に一覧表を目にすると……?(マイナス)が盛り沢山。う、う?む。厳しいですなぁ。ABC非加盟誌も、かなりの惨状を呈していると思われますが、実態把握はいつもながら困難です。疎まれても調べる価値は有りますが…。

2002年度上期 ABC公査部数の詳細は追ってお知らせ致します

2002年10月29日


日経BP社 「日経IT21 」 12/26売で休刊

日経BP社は、中小企業のIT化を支援する実践活用誌「日経IT21 」を12/26売(2月号)を以って休刊すると発表した。「日経IT21 」は昨年5月に創刊された中小企業市場を睨んだ意欲誌だったが、不況下に在って、販売部数と広告量の伸び悩みによる先行き不透明感を拭い切れず、市販誌として存続は厳しいという判断により「日経IT21 」は幕を引く事となったようだ。

各種事例、特に失敗事例など取材活動も精力的で誌面内容は充分なレベルに有り、休刊してしまうのは、とても勿体無い雑誌です。BP社の高コスト体質も大きな問題ですが、中小企業の経営層が自社のIT化を牽引するのはそんなに難しい事でしょうか?経営者としての自覚と状況認識が確かなら、適切なIT投資判断の為にもある程度のスキルと情報は必要な筈なのですけれど。タブロイド新聞ばかり読んでちゃアカン。{ タコ社長 メールもできず 役立たず }季語はタコ?

BP社としても中小企業向けIT誌という市場を諦める事は無いでしょうから、お家芸である「直販誌」として近々に復活してくれる事を期待します。ひとまずは、お疲れ様でした。合掌。

2002年10月28日


ソフトバンクパブリッシング 「 DIGITAL PHOTO 専科」 予定通りに月刊化

5月に発行がアナウンスされ、2回(6月/8月)のムック刊行を経たデジタルカメラ+デジタルフォトの活用情報誌「 DIGITAL PHOTO 専科 」は、キチッと予定通り、10/19売から月刊誌として独立創刊しておりました。今更ネタで失礼。★参照記事★[過去のニュース]内 2002/05/15 記事

2002年10月27日


日経BP社 広告発表会 概要

先週、実施された日経BP社の広告発表会のIT系媒体情報に関する概要です。(私はドジを踏んで参加できませんでした…トホホ)

日経コンピュータ/日経システムプロバイダ 回数レート設定変更従来、7回、13回、26回、39回…という刻みだった回数レートを2003年度より他の雑誌と同じく6回、12回、18回、24回、36回…という物に変更。高位レートでは微妙にお得な設定料金になってます。設定回数レートの移行は新規広告主は来年の1月売?、既存広告主は4月売?実施。更改の切れ目はマチマチの事も有るので、ちょっと面倒ですな。なお、日経システムプロバイダは来年1月売よりリニューアルも実施する。(矢継ぎ早だね)

日経コミュニケーション 発行日変更日経コミュニケーションは来年4月より発行日を従来の第1/第3月曜日から第2/第4月曜日に変更する。(発売日は前週の金曜日が基本)

粛々と進むデジタル化、詰まる広告進行スケジュールDDCPとCTPを利用した印刷利用によって、昔は随分と前倒しだった進行スケジュールが着々と詰まって来ていますね。

[その他、諸々]・日経バイオビジネス 広告料金改定5月に創刊した「日経バイオビジネス」。注目分野ですから部数も順調増加で広告料金改定(値上げ)です。昨今では珍しくなった「値上げ」です。医療局媒体なので馴染みは薄いですがバイオチップとかも有りますからねー。要注目。日々、苦戦する各誌からすれば羨望の的ですね。

2002年10月25日


インプレス 希望退職者 25名を募集

インプレスは、希望退職者 25名を募る事を正式に発表。9月末日現在のインプレスコミュニケーションズを含む人員数は445名だが、2003年3月末日までにグループ全体で400名前後の体制とする予定。ニュースリリース

ちょっとビビリますな。PAXNetも清算です。

2002年10月23日


本当に必要な人に漏れなく見本誌が届くには

広告代理店や広告クライアントには各種媒体資料や企画書の他、見本誌という名目で雑誌が数冊、無償で提供されています。当然、数に限りの有る物ですし、ちっともお金になっていない所へ毎号、毎号、せっせと送り続けていたら、その無駄は膨大な物になってしまうので各出版社はそれぞれの基準で見本誌の提供先を定期的に見直します。(見本誌送付はしない出版社や広告掲載後、一定期間で打ち切る出版社も有ります)

さて、昨今の経費削減は何でもしなければならない時勢では、これからも見本誌の提供数はさらに減少していく筈ですが、数値データのみだけで広告掲載を決められる訳では無い以上、日頃から触れる機会の少なくなった雑誌は、評価される機会も減り、広告媒体候補になる事も無くなってしまうかもしれません。

適切な送付先をリアルタイムで出版社側が選定する事は困難なのだとすれば、貰いたい側が手を挙げるしか無いのですが、それだと「無料ならとりあえず送れ」となってしまう事は明らかなので、多少はお得な「雑誌サンプル代」を徴収する見本誌有料提供の仕組みも検討すべきなのだろうと思います。(定期購読の変型なのでやるのは簡単かな)少なくとも必要としない所で読まれる事無く「ゴミ」として捨てられていく可哀想な雑誌が減るでしょう。

商売用のサンプルが有料の業界も沢山有りますから、雑誌広告業界もそろそろ潮時という事かもしれませんね。今まで無料だった事がもしかしたら変だったとか!!

あっ、一般読者の皆様方に置かれましては、きちんと毎号、たくさん買って下さいね。商売なので悪しからず。

2002年10月21日


ダイヤモンド社 テクノロジー・ビジネス誌「ダイヤモンド LooP [ループ]」創刊説明会

本日、ダイヤモンド社が来年3月8日に創刊する月刊誌「ダイヤモンド LooP [ループ]」の創刊説明会が行われました。経済誌やマネー関連誌では長年の実績と多くのノウハウ/ネットワークを持つ同社が次代を担うビジネスリーダーやVC/投資家に向けて、今の、そして、これからの技術とその主要プレイヤーの情報を発信する異色のヒジネス誌。誌面のフォーカスはIT分野を主軸としながら、新産業育成の核と成り得る技術分野であるバイオテクノロジーや素材開発等に欠かせない化学分野の他、関連分野を扱う。パートナーの選定や新事業を立ち上げる場面で必須となる技術や業界に対する最低限の知識を過不足無く提供できるビジネス誌が「ダイヤモンド LooP [ループ]」のとりあえずの役割となろう。

新進の先端技術企業には常に脆さが内在しているが故、対外的な場面では風呂敷を広げる事も多い、技術屋が読む雑誌ではないけれど、より一層、取材記事の検証にはエネルギーを充分に割き、欺かれる事無く公正中立で鋭い視点の記事を読者に提供してくれる事を第一に望みます。

版型はA4変型、発売日は毎月8日。4C1P広告料金は100万円。連動するWebサイト http://loopcafe.jp/ も開設済み。

2002年10月09日


「日経CLICK 」は燃えているか?

リニューアル新創刊から9ヶ月。当初は借り物臭い感じもした特集名なども良い具合に消化されて、「日経CLICK 」流の決して重くならない良質な総合誌になってくれています。毎号、特集を5本。コラムやマンガやグラビアも沢山で編集作業は大変だと思いますが、気張らずにPC関連情報を偶にはチェックしておきたい人はフィットしています。PC総合誌でありながら、マニア方面に傾斜しなかった事は正解でした。(コア系は今や、若干、失速傾向ですから…流行り廃りが早いよなー)

活用目的の実用誌的な雑誌が多くなったPC誌ですが、PC はホビーでも有るのですから、気楽で楽しい事もとても大事な事ですね。科学コラム「科学の時間」が硬派で良いッス。

2002年10月04日


日経BP社 「日経システムプロバイダ」の資料請求システムをWebに一元化

日経BP社は「日経システムプロバイダ」の広告資料請求システムを今月から変更する。ハガキやFAXによる広告資料請求は今後、姿を消す事になり、従来より提供されてきたWebによる資料請求に一元化される。Nikkei BP AD Link → http://adlink.nikkeibp.co.jp/

業界専門誌的な側面を持つ、「日経システムプロバイダ」は、相対的に読者数も少なめなので、Web への一本化を試すには丁度良かったのでしょう。趨勢は明らかですから、様子を見た上でその他の雑誌についても、同様の措置が取られるであろう事は容易に想像できます。BP社が動いた事でハガキによる資料請求の廃止に踏みされていない他社にとっても追随しやすい状況ができたと言えます。

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