日経BP社と日経BPアジア社(香港)の共同プロジェクトである「 NIKKEI ELECTRONICS CHINA (日経BP 電子科技)」の創刊発表会が開かれました。(本当は簡体字なのでチト違う………………………….↑「あめかんむり」無い)
従来からアジア・パシフィック地区の電子技術者に向けて、「 NIKKEI ELECTRONICS ASIA(英字版/ハングル版/繁体字版) 」の発行を行ってきた日経BPアジア社が単に簡体字版を中国本土向けに発行するという事ではなく、中国本土の技術者に向けられた中国市場にフィットする「中国版」の発行となる。「日経エレクトロニクス」、「 NIKKEI ELECTRONICS ASIA 」そして、「 Biztech-Chinese 」の連携によって編集/制作されていく模様。(「Biztech-Chinese」傘下に「NIKKEI ELECTRONICS CHINA」Webサイトも8月開設予定)電子デバイス関連からIT 製品まで幅広くを扱う
創刊は8/29。月刊。4C1P広告料金は3,550米ドル。コントロールド・サーキュレーションによる無償配付。発行予定部数は15,000部。年内に20,000部、2004年には30,000部を予定する。また、今回の創刊を機会にそれぞれの表紙デザインやロゴに統一性を持たせていく予定。電子部品系媒体として世界展開を先行している「EDN」と同様にBPA公査にも加盟予定。(参考:EDN Japan(リード・ビジネス・インフォメーション株式会社(旧:日本カーナーズ) 発行)
すべての事象においてグローバル化は必然なのですね。出版というドメスティックに留まりがちな産業も例外ではなく、より大きな市場を考えるならば世界市場で闘って行かざるを得ないようです。「 NIKKEI ELECTRONICS CHINA (日経BP 電子科技)」は中国市場に対するBP社の初めの一歩、何年か経って出版規制も緩和されれば、様々なBP社雑誌が中国でも読まれるのかもしれません。中国四千年と言っても今の中国は若く勢いの有る国です。国としての若さを失ったように見える日本がこのまま「三等国」となるのか否か。中国の及ぼす影響は大きいでしょう。今後の興亡をちゃんと見てみたい物ですが…。(Keith Chan 編集長のお話は非常に為になりました。お茶、どうもです。中国、恐るべしかも…)