ソフトバンクパブリッシングはJava開発者向け技術情報誌「 JAVA Developer 」を6/24に創刊すると正式発表した。毎月24日発売の月刊誌。発行予定部数は50,000部。CD-ROM付録付き(創刊号はDVD-ROM)。広告料金は4C1P 定価 500,000円。対象読者はビジネスとしてシステム開発に携わる初級から中級のJava開発者等を中心とする。
サーバサイドJavaを活用したWebアプリケーション構築の中核であるJ2EE組み込み用途向けのJ2ME、その他の周辺技術としてXMLやUML等を中心に扱っていく模様。(J2SE もトピックに応じて取り扱うそうです)第1特集では50ページのボリュームで開発現場が必要とする情報を「深く解説」、第2特集では各種APサーバの評価記事と導入事例紹介を毎号、APサーバ毎に掲載予定。定期刊行されるJava雑誌としては3番目となる「 JAVA Developer 」だが、同社のプログラミング誌「 C Magazine 」と開発言語等による住み分けをする媒体では無い。「 JAVA Developer 」はJavaを利用したシステム開発現場で活躍するJava開発者(あるいは開発者予備軍)のための技術情報誌+実務情報誌と言える。(「C Magazine 」はプログラミング全般を基礎からフォローする純粋プログラミング誌!!)
競合誌の「Java World」と方向性は基本的に同じなので、その差異は余り明確ではないが、深みの有る特集記事やAPサーバ毎の事例紹介などでより現場寄りの立ち位置かいな?「 UNIX USER 」編集部が中核の編集スタッフ召集と思われるので、UNIX / Linux + Javaという環境下での細かいTip's も期待できるかも。J2MEの扱い等も創刊号を読んでみないと何とも言えませんが…同社では、6月より日本IBM APサーバのムック「 WebSphere Magazine 」も季刊刊行の予定で、エンタープライズシーンに向けて投入できる媒体を2つ得る事となった。