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2002年03月 アーカイブ

2002年03月28日


アスキー 一部雑誌をエンターブレイン へ移管

アスキーは、「 TECH Win 」「ウィンドウズパワー」の2誌を「ファミ通」などエンタメ系媒体を扱うエンターブレインの発行へ移管する。「 TECH Win 」は6/8売より、「ウィンドウズパワー」は5/18売より扱い変更となる。

思い起こせば 2年前の1月、エンターブレイン(当時の社名はアスキービジュアルエンタテインメント)に「ファミ通」を筆頭とする非IT系雑誌部門を営業譲渡した後、理由は良く判らないが、同年3月に今回、移管対象となった 2誌をアスキーに戻した経緯が有るので、今回の移管はエンターブレインへの「差し戻し」という事になる。

IT系雑誌出版事業を中核として再建に向うアスキーと(ゲーム部門の3/31付廃止も正式発表された。ユニゾン主導の新人事も進行している。)その子会社であるエンターブレインは一蓮托生である以上、出版事業の合理化・効率化を考えた場合、出版部門の統廃合、発行雑誌の整理統合、事務所の統合や各種業務の共通化さらには合併まで検討されなければならない事項・オプションがたくさん有るが、今回の移管は第三者が客観的に考えても、取るに足らない瑣末な件であり、この移管をこの時期に実施しなければならない理由が良く判らない。本格的な再建策の実施には時間が掛かるので、できる事は少しでもやっておこう、という事か?(4/11追記:子会社の売却という視点で捉えると整合性が感じられる事が判りました)

2002年03月27日


静かに消えゆく雑誌達

季刊、隔月刊で発行される雑誌群は調子が良ければ月刊誌へ昇格!!結果が出なければ人知れず消えていく運命に有ります。最近では技術評論社の「 PC Programming 」、翔泳社の「 XML Magazine 」、ソフトバンクパブリッシングの「 DOS/V magazine NETWORK+ 」辺りが消えてますね。出版は非常にお金の掛かる事業ですから「結果が出ない物は撤退」するのは当然ですし、人知れず逝った雑誌達の経験を元に新雑誌が生まれればそれで良いと思います。

■はみ出しメモ
最新号からリニューアルされたソフトバンク「ビジネススタンダード」なかなか面白い。380円なら良いよね。テクニカル局所属の N+I Network Guide はヒジネス局に移る様子。

2002年03月22日


IT雑誌専門の情報サイトとして精進しまふ

恐ろしい事ですが、もうすぐ「100,000アクセス」に到達してしまいそうです。今後も「IT雑誌専門の情報サイト」として展開して参ります。一個人の垂れ流す、拙い分析、辛辣な評価に対して、感情的にならず、いつも冷静な判断をしていただいた媒体社の皆様に感謝致します。これからも宜しくお願い致します。


インプレス 「 IPv6 Magazine (仮)」を4月より刊行

インプレスは「インターネット戦略研究所(RIIS)」より発行されているIPv6 の専門誌「 The IPv6 Journal 」をインプレスに移管し、4月中旬より「iNTERNET magazine 別冊 IPv6 Magazine 」として刊行すると発表した。発行周期は季刊。予定発行部数は1万部。IPv6 は実用段階に入っていると考えますが、まだ、やっぱりコアですな。

2002年03月20日


Java系 新雑誌 発表間近!?

正式発表はまだですが、6月創刊でしょうか?新しい Java雑誌の独自色はどんな所でしょう。強力な Java World 対抗誌を期待してます。

2002年03月18日


リクルート ITメディアグループ 今月末を以って解散

リクルートは今月発売号で休刊となる「あちゃら」「月刊PC相談室」を扱っていた「コンシューマー・マーケティング推進部ITメディアグループ」を今月末で解散すると発表した。また、「PC相談室」の会員向Webサイトも5/末に終了する予定。同グループが運営していた「リクルート・メディア・ナビ」も4/5を以って休止する。

2002年03月15日


IT系雑誌って、たくさん有るね?

ここで扱っている雑誌は数多あるIT系雑誌の中の一部分。ゲーム系や美少女系ジャンルの媒体は基本的に扱わないし、意図的に扱わないコンニャロ媒体も有る。そして、存在を知らない為、載ってない媒体も当然、有る。今日は今日まで知らなかった 1誌をご紹介。
フォーリンTV 社の「プロードバンド internet」 Web ---> http://www.broadband-internet.jp2001年4月から発行されている月刊誌(毎月29日発売) 定価780円。私は知りませんでした。(家の近くに本屋無くなっちゃったもん。事務所は神保町ですが…)雑誌の内容はプロードバンド誌としてカバーする所はカバーして有ります。読者ターゲットをシビア絞り込まずに展開する為、雑然とした感じも有りますが、結構、キッチリ作られています。「よくがんばりました」のハンコ貰えます。少数のスタッフで作っている雑誌特有のホンワカ/手作り感も有りますね。他の媒体社が中・上級者向け雑誌を総合誌として展開している中でなかなか大変だとは思いますが頑張っていただきたいと思います。

2002年03月14日


技術評論社 「 Web Site Design 」を隔月刊化へ

技術評論社のWebデザイン/構築系 季刊誌「 Web Site Design 」は、8月売より隔月刊発行へ移行する。WebデザインやWeb構築に関わる内容を扱う媒体カテゴリは活況を呈しており、既に毎コミの「 Web Designing 」、インプレス(MdN)の「 web creators 」は、月刊誌となっている。

日経BP社も同カテゴリへ参入
日経BP社も「日経デザイン」別冊として「 Strategic Web Design 」を4/18に刊行する。「戦略的ビジネスサイト構築のための情報誌」と銘打たれた「 Strategic Web Design 」は、日経デザインが進めてきたWebデザイン/Web構築についての取組みをビジネスサイトに特化して集約し、デザイナー/Webマスターばかりではなく、システム構築者/サイト経営層を巻き込み、「ウェブ・ガバナンス」「Web利用戦略」の向上を考える媒体と理解できる。当然、定期刊化を狙っての刊行ですね。(インプレスの「iNERNET magazine」がリニューアルで目指した物って…コレかもしれん)


アスキー 「アスキー.PC 」1月売実売 180,000部超と発表

アスキーは、「アスキー.PC 」1月売(3月号)の実売部数が180,000部を超えたと発表した。好調なんですなぁ。ビジネス活用系の競合誌との食い合いに勝利しているという事かな?この発表と併せて、ビデオリサーチ社のACR(MAGASCENE)調査対象誌となった事も報じている。

2002年03月12日


朝日新聞社 「出版局80周年 媒体説明会 」

「牛丼一筋80年」といえば、往時の吉野家でしたが、週刊朝日は3/8号(2/26売)で80周年を迎え、週刊朝日の創刊とほぼ時を同じくして発足した朝日新聞出版局も80周年です。今日はこれを記念した媒体説明会にお邪魔しました。

週刊朝日、AERAは昨今の経済/政治状況の影響で好調。(売国奴 ムネオのお陰?)80周年の週刊朝日3/8号は 実売率 88% と驚異的な数字を出しています。 Asahiパソコン、朝日ビジネスPASO も問題無いです。帰りに貰ったお土産は「知恵蔵2002」でした。という事で、100周年を目指して頑張って下さい。

IT雑誌では月刊アスキーが今年の6/18売で25周年(通巻300号)を迎えます。1977年の創刊から「四半世紀」これも、大変な事ですね。(私は当時「アスキー」は読まずに「 I/O 」読んでましたけどね…あれ! 「 I/O 」は何周年だぁ!?)

2002年03月11日


アスキー 「アスキー ネットJ 」4/18売で休刊

アスキーは、「アスキー ネットJ 」を4/18売で休刊すると発表した。「インターネットアスキー」からのリニューアル以降、変転を重ね、昨年10月に現在の形態で新装スタートした同誌。NHK からお叱りを受ける等のエピソードを残し、春に散り行く事となった。合掌。

2002年03月07日


日経BP社 「日経クリック」新装2号目も攻勢続く

2/8に新装刊号を発売し、完売ペースで推移した日経クリック。公式コメントは現時点で発表されていないが、新装刊号は20万部刷り、実売率75?80%、実売部数は 150,000?160,000部に達した模様。明日、発売となる「新装刊2号」も、ほぼ同数の配本を予定している事は想像に難くない。この号の表紙にも「で、どうよ?「ネットMD 」」というノリで見出しが踊っているが、全般にトンガリ度を多少、調整した感も受ける(やっぱり、水着グラビア無くなりました)。とはいえ、420円でツボを押さえたPC総合誌。競合他誌との差については「?」も残りますが、少し醒め、かつ、大人になった、かつてのPCヲタクにもフィットする内容だと思います。という事で「復活」を遂げた「日経クリック」御見逸れしました。立派です。ハイ。

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