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2001年12月 アーカイブ

2001年12月28日


毎日コミュニケーションズ 「 iモードfan 」 発売日変更

毎日コミュニケーションズの iモード誌「 iモードfan 」は現在の「毎月23日発売」を来年4月売以降「毎月8日発売」へ発売日を変更する。iモード関連他誌の発売日を意識した発売日変更という事。今回の発売日変更に伴い、当初予定されていた3/23売はお休みする為、2/23売の次が4/8売となる。
現在、一般誌系媒体社からも多数のiモード誌が発売されているが今年の前半が旬だった雑誌カテゴリだけに今後は一層、競合他誌との差別化が図られて行くだろう。

2001年12月27日


日経BP社 「D&M 日経メカニカル」 誌面刷新号 雑感

大幅な誌面刷新を行った「D&M 日経メカニカル 1月号(12/25売)」拝見しました。苦境に立つ日本の「モノづくり」を生産現場支援だけではなく製品開発に必須となる各種情報を包括的にサポートしようという姿勢が見えます。エンジニアの方々には食い足りない面も有るのかもしれませんが、一般の人が読んでも「少し先の製品情報/戦略を先取り出来ちゃう」興味深い雑誌です。日本の製造業も、まだまだ捨てた物じゃないですね!!

2001年12月25日


日経BP社 「日経クリック」 来年2月売より誌面リニューアル

日経BP社の初・中級者向けPC総合誌「日経クリック」は来年の2/8売より誌面の大幅なリニューアルを実施する。毎号5本程度の特集記事(第1特集?第5特集まで有るわけです)を展開し、PCを始めて買った初級者から中/上級者までが、それぞれのレベルや興味にマッチする特集記事を読めるように導く戦略を取る模様。連動する販売面施策ではリニューアル号となる2/8売は200,000部配本を実施。各種交通広告や新聞広告での告知活動も行われる。

日経クリックは2001年度上期ABC部数では117,068部。最盛期に較べ部数が大幅に減った事は事実だが、PC/Internetブームが去り、PC初心者の絶対数が減っている事を考えれば、約12万部の実売部数は悪い数字ではない。PC初心者を育てる事はIT系媒体社にとっては子供を育てるのは同じ事。レンジを広げながらも、初心者にも優しい雑誌であれば、良い評価を受けると思う。(専門誌を手に取る読者自体が限られている事を認識した誌面作りがカギかな?)

今回のリニューアルによって、どれほどの新規読者を獲得できるのかは不明だが、現在のパソコン局 媒体における看板雑誌の1つである「日経クリック」に対するIT専門出版社としての誇りと意気込みを感じさせるリニューアルとなるだろう。競合誌が相次いで姿を消していく中、今、大反攻を開始する「日経クリック」の姿は悲壮感を伴いながら、なお、美しい。君死に給ふ事勿れ…。

2001年12月19日


日経BP社 「日経システムプロバイダ」 誌面刷新へ

日経BP社の「日経システムプロバイダ」は1/15売(1/18号)より誌面を刷新する現在のSIer/各種製品ベンダやユーザ企業に向けたIT業界トレンドの発信に加え、具体的な先進事例などを積極的に紹介していく模様。ASP?WEBサービスといった「モノではなくサービス」が主体となるITビシネスの本格化を目前して既存ビジネスモデルから脱却をサポートする感じかな?

SIerやベンダ、そして受け手であるユーザの企業戦略領域へ踏み込んでいく事になるでしょうが、対象読者の中心はサービス提供者である事は明確なので、他のITビジネス誌とは一味違う(生々しい…!?)内容を期待できます。啓蒙ではなく、実状と実利を提供する優良な業界専門誌です。人月撤廃賛成!!

2001年12月17日


リクルート 「あちゃら」「月刊 PC 相談室」を3月売で同時休刊

リクルートは「あちゃら」「月刊PC相談室」の2誌を来年3月売で同時に休刊すると発表した。「あちゃら」は、今年の10/29売でブロードバンド時代に対応すべくリニューアルしたばかり、「月刊PC相談室」も昨年の7月創刊の雑誌であり、競合誌と較べても飛び抜けて不調とは言えない。
初心者向けを意識した各種IT雑誌が苦境に陥ったのは、昨日今日の話ではないので、今回の決断要因としては広告収入減少などの収支悪化よる所が大きいのかもしれない。(コア指向専門誌に転換しようにもIT専門ではない同社のカラーには馴染まないしね。)なお、休刊後の具体的な新雑誌展開等についての情報やISIZE COMPUTERサイトと連動している「PC相談室」のコンテンツに対する情報は得られていない。合掌!!×2。あぼ?ん。


ディジットブレーン 「 HOME PC+Net 」の一時休刊を発表

ディジットブレーンは「 HOME PC+Net 」を12/27売を以って一時休刊すると発表した。大幅なリニューアルを実施する為の一時休刊で来年3月の復刊を謳う。……来年の3月です。新生「 HOME PC+Net 」を期待しましょう。(ポケモンのコーナーは無くなっちゃうのかな?)


インプレス 週刊フリーペーパー 「impress Watch Weekly」 を創刊

インプレスは各種impress Watch のコンテンツソースを編集してタブロイド版とした週刊のフリーペーパーを先週創刊した(12/14発行)。秋葉原の量販店/Shopを始め、全国の量販店でも配布される(全国展開は2月?)。また、インプレスのECサイト「インプレスダイレクト」の商品発送時にも同梱される。毎週金曜日発行(2月までは隔週発行)。発行部数は5万部。広告料金はダブロイド4C1P 900,000円、4Cヨコ1/3P 300,000円。各種キャンペーン料金有り。

「ショップ店頭で無料配付できる」媒体の存在は販促手段に手詰まりを感じている各製品ベンダーにとっては良い事。「タダより怖い物は無い」と言いますけれど、少しでも購買意欲の刺激となれば良いなー

2001年12月10日


毎日コミュニケーションズ 「 Online Player 」月刊化

毎日コミュニケーションズはネットゲー専門誌「Online Player」を月刊化した。10/8に創刊された同誌だが最新号の12/8売以降は毎月8日発売の月刊誌となる。ネットワークゲームは楽しいですがリアルライフの廃人化に気を付けましょう。

2001年12月07日


インプレス 新資料請求システム「i-CONTACT」の導入を発表

インプレスは従来の「資料請求ハガキ」による資料請求サービスに代わり、Webベースの新資料請求システム「i-CONTACT」を導入すると発表。12月売の iNTERNET magazine からテスト運用を開始する。「新システム」というか「ハガキによる資料請求サービス」を廃止する為の「方便」。廃止すれば、かなりのコスト削減が期待できるので、それが正解だと思います。
ソフトバンクは今年の4月売 雑誌からハガキによる資料請求サービスを廃止していますから、今度こそ他社も追随するのではないかな、と思うのですが…。

2001年12月03日


アスキー 「週刊アスキー」の広告料金改訂を発表

アスキーは好調を維持している「週刊アスキー」の広告料金改訂を発表した。4C1P 660,000円 → 750,000円、1C1P 330,000円 → 370,000円に値上げ。新料金実施は来年の4/2売より。
なお、こちらも好調な「アスキー.PC 10月売」の実売 150,000部突破と、(2001年上期 ABC数値が「160,437部」なので妙な発表…..7月以降…という事か?)WindowsXPを特集した「週刊アスキー 臨時増刊号(11/15売)の完売も同時に発表された。
景気の悪化に伴い広告収入が減少している現状では、好調誌の広告料金改訂(値上げ)実施は致し方ない所でしょう。料金改訂を実施できるだけの数字が残せていない他社/他誌にとっては羨ましい限り?

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