日経BP社は昨日、2002年度の同社発行の媒体に関する発表会を開催した。冒頭の挨拶で、8月以降広告が落ち込み前年度割れ確実だが日本が不況から脱却する為のメディアとして頑張る、とのコメント有り。
IT系媒体に関係する主要な内容を掻い摘んでお知らせすると、◇広告料金改訂・日経情報ストラテジー 4C1P 700,000円 → 760,000円へ値上げ。・BizTech Mail メール広告料金値上げ。・日経コンピュータ、日経オープンシステム、日経システムプロバイダ 以上3誌は普通版廃止に伴い、広告料金をブリード版料金に統一。・日経バイトは普通版廃止してブリード版のみとなるが広告料金は普通版料金を据え置き。
それぞれの適用時期は新規広告主は1月売より、既存広告主は4月売より。コンピュータ、オープン、システムプロバイダで普通版を利用してきた広告主にとっては値上げになってしまいますが、大勢に影響は無いですね。そして、バイトは実質値下げ、新料金適用も弾力的に運用してくれるそうです。
◇日経メカニカル 誌面刷新日経メカニカルは12/25売(1月号)より誌面刷新する。日本の製造業を取り巻く環境の変化に対応して、従来の機械技術情報誌然とした誌面を「モノづくり再生」「強い製造業復活」に役立つトータルに製品開発を応援する誌面へ刷新する。ヒット商品の分析解剖、キャリアアップ・スキルアップ情報の充実などを通して、型に嵌りがちな生産現場技術者の高付加価値開発への取組みを支援する。誌名も同誌と連動するWebサイトで使用していた「 D&M (Design & Manifacturing) 」を冠して、「 D&M 日経メカニカル 」となる。日経エレクトロニクスと対を成す、新生「日経メカニカル」の誕生です。(ってなんか広告チック)
◇電子送稿の推進という事で2002年度の広告進行スケジュール表からは「版下〆切日」が消え、「データ入稿〆切日」が追加されました。その分、少しだけ申込〆切日が遅くなっています。(もう、版下なんて何年も見てないなー。懐かしい。)