たまにはWebの話も…かなり、盛り下がってしまっている「サイバー・メディア」ですが、中でも「広告配信ネットワーク」は、瀕死状態ではないでしょうか?
コンテンツ・メディア選定、大量広告露出を実現するこのシステムの登場と、それを運営する大手メディア・レップの発生は大手広告代理店等のメディア利権確保という文脈で語る事も出来ます。ナショナル・クライアント級に向けたメディア・プランニングの中で「サイバー・メディア」をマス・メディアの延長・補完として捉え、その媒体特性自体は、それほど重視しないで利用するという事ならば、「広告配信ネットワーク」は、まだ、息は有るのかもしれません。
私のように専門誌、専門業種に特化した活動をし、媒体という物にいつもに拘っている者にとっては、「広告配信ネットワーク」は「死んだ」ように思えます。かつては乞われて配信ネットワークのメンバーサイトとなった大手以外のWebサイトへの配信状況を少し覗けば、惨状は明かです。(文責:f/x [エフエックス] 舩津 章)