アスキーは、「アスキー Digital Buyer」を7/24売を以って休刊すると発表した。「アスキー DOS/V ISSUE」をリニューアルし、昨年11/24売より「Webと連動するバイヤーズ誌」として奮闘してきたが、制作体制が安定を欠き、Webの連動は不充分な物で、特徴を活かせなかった。そして、何より販売成績が厳しかったのだろう。誌面のクオリティは「コア向け」として、評価できるレベルだっただけに残念。この休刊によって、アスキーには「DOS/V誌」も「バイヤーズ誌」も無くなってしまう、10月に創刊を予定される後継誌は、「DOS/V誌」兼「バイヤーズ誌」の役割を担う筈だが、「Digital Buyer 休刊」を無駄にしないためにも、さらなる研鑚を望みたい。
本来、アスキーのお家芸的な分野であった「悪ノリ系コア(オタ)向け雑誌」の血を現在、継承しているとすれば、ソフトバンクの「PC Japan」「ネットランナー」。
「古き良きアスキー」は、忘却の彼方へ葬り去られてしまうのですか?そんな事は無いと信じています。