低価格 PC の一般化によりマニア層にしか訴求できなくなっている「DOS/V 誌」。ジリ貧の状況を打破する為、最初に動く出版社は「アスキー」。「アスキー DOS/V ISSUE」は 9/24 売を最後に刊行を停止し、11/24 売より「ASCII Digital Buyer」として新装刊される。
「ASCII Digital Buyer」は、「PC や主要 PC パーツ」に加えて、「DOS/V 誌」では充分に扱えきれなかった「PC周辺のデジタル小物(シリコン・オーディオとかね)」のバイヤーズ・ガイドとして再出発するようだ。
「PCをこれから買う人」にも読めるバイヤーズ誌とした場合、相対的にオタク度は下がるが、「元来、新製品好きのマニアが好む、各種ヘンテコ・グッズ」でフォロー出来る。いずれにしても「アスキー」の得意分野ですね。「DOS/V」が死語になっている以上、他の「DOS/V 誌」も同様の転換を図る可能性は高い。記事傾向詳細や各種料金等は現在の所、不明。