ソフトバンクパブリッシングの「Oh ! PC」の休刊が発表された。一連の「Oh ! シリーズ」はNEC、シャープ、富士通などPCメーカーからの編集助成を受けて発行されていたが、PC/AT互換機によるプラットホームの統一と淘汰で、特定のメーカー製PCユーザに向けた媒体は存在価値を失ない、徐々に姿を消した。
「Oh ! PC」は「Oh ! MZ(後の Oh ! X )」とともにソフトバンクの黎明期を支えたドル箱雑誌であったが、NXシリーズ発売以降は他のパソコン誌との差別化も難しく、今回の休刊も時間の問題だった。
華やかなりし頃の「Oh ! PC」を知る者として、18年の歴史の中で奮闘し、散華した関係者および読者に対し敬意を表したい。
(筆者は媒体営業として関わっていたのです。本当に、涙出ちゃいます?)