◇新創刊・新装刊情報◇
▼[日経BP社 日経ネットワーク創刊]
日経BP社は「日経ネットワーク」を月刊誌として 4月22日に創刊する。
ネットワーク技術を基礎からフォローする「お勉強」雑誌。初心者寄りの記事と中・上級向けの実務情報によって構成される。しかし、この実務情報の部分を多く取り上げてしまうとBP社内の競合誌との差別化ができないという弱点を持つ。
発行部数は30,000部、販売形態は直販。
広告料金は4C1P 580,000円、1C1P 400,000円
▼[日経BP社 日経ネットトレーディング創刊]
日経BP社はネット個人投資家の為の情報誌「日経ネットトレーディング」を4月3日に創刊する。今年度は4月/6月/9月/12月の4回発行の予定。
昨年、日経クリックの増刊として2回発行された実績がある。
発行予定部数は100,000部 広告料金は4C1P 800,000円、1C1P 550,000円
▼[日経BP社 新媒体発表会 こぼれ話]
昨日、新年感謝の夕べと同時に行われた新媒体発表会ですが、例年通り、発表会の方はオマケといった感じで、軽く流された雑誌はちょっと可哀相。
日経BP社は 6年連続増収、99年度は3割増益だそうです。
3/8創刊の「日経netbrain」はロゴの中にあった「@(アットマーク)」が普通の「a」になり、人知れずロゴ自体もリニューアルされてました。(「@」の付いてる雑誌が多いのでやめた様子)
◇休刊情報◇
▼[ソフトバンクパブリッシング DOS/V magazine CASTOMを事実上休刊]
ソフトバンクパブリッシングは「DOS/V magazine」の別冊として隔月刊で発行していた「DOS/V magazine CASTOM」をWebマガジン化すると発表した。
従来の紙媒体での発売は3/18発売号を以って終了し事実上の休刊となる。
自作PCのパーツ情報を扱う比較的コアな雑誌特性から、Shopの価格情報やデバイスドライバのアップデート情報などシームレスな伝達手段としてより相応しいWeb化を選択したという事だろう。今後の展開は同社ビジネスの潮流にも合致している。
IDGジャパンの発行するPC WORLDも先日、Web化が発表されたばかり、不採算雑誌や既存読者の大部分をインターネットでフォローできる媒体の紙からWebへの転換は穏やかな形の「休刊」手法として定着していくだろう。
◇業界短信◇
▼[アスキー エンタテインメント系雑誌を子会社へ移管]
アスキーは1/18付でファミ通などゲーム系雑誌等の出版部門を子会社のアスキービジュアルエンタテインメントに営業譲渡すると発表した。
このアスキービジュアルエンタテインメントは休眠していた「アスキー映画」の商号を変更した会社。エンタテインメント系雑誌の編集・広告は従来から所在地も別、組織も別だったので、実務上の混乱は無いと思われる。
▼[アスキー Mac People を ABC加入誌に]
アスキーはMac People を ABCに加入させた、公査結果は99年度後期分から 4月位にレポートが出るでしょう。
▼[日経BP社 広告賞 一次選考終了]
毎年恒例の広告賞も、一次選考も終了しそろそろ受賞作品が決定されます。
広告代理店は名誉しか貰えないのですが.....非常に喜ばしい事です。ハイ。