■新創刊情報■
[日経BP社 ネットワーク局 新媒体 来春創刊]
日経BP社はネットワーク技術を初歩からフォローする新媒体の創刊準備中。
ネットワークの構築・管理・最新技術動向などを解説していく模様。
開発コード「日経ネットワーク」
ネットワーク誌は日経バイトのリニューアルによって、増加したばかり。
日経BP社の雑誌だけでも、多数の競合が発生しており、広告主・購読者の食い合いになるのは必至か?
詳細は年明けに行われるであろう代理店説明会まで待つしかないが、媒体特性を明確にできるかどうかが、最大の焦点となる。
■休刊情報■
年度末で休刊になる雑誌の情報を掴んでおりますが、まだ、皆様にお知らせできる段階にありません。暫し待たれよ !
■部数動向■
CQ出版「Interface」
「トランジスタ技術」の老舗出版社 CQ出版が発行する「Interface」はハードウェアとソフトウェアのボーダーレス化に伴い、特異な雑誌になっている。
ハード技術に立脚した最新ソフトウェア技術の記事の充実度は抜きんでており、しかも記事内容は技術解説だけでなく、実装レベルの活用記事も多く実用性が高い。
しかし、部数は18,035部(99上期ABC 前期比 251部 減)で伸び悩んでいるのが実状。
ソフトに偏った技術者育成が潜在読者の絶対数を減らしているのは事実だが、
掲載記事のレベルが高いだけに、広告・販売のスタッフのハード主義がハード/ソフト融合主義への転換が期待される。
■業界短信■
[すべてはネットワークへ収斂するのか?]
この1年は日本のIT業界にとって大変な年であったと思います。
長年、培ってきたC/S技術とは異質な、Web系の革新的な技術に翻弄されながらも、何とか取込みを続け、どうにか自らの血肉とする算段が立ったかと思います。
来年は更にWebビジネスを基軸とした展開になっていく筈ですが、果たして既存の技術、それを支えた技術者達は無くなってしまうのでしょうか?
店頭でのパッケージ販売も廃れる一方となった時、何が起こるのでしょう?
「広告」に科せられた役割を考えつつ、来年を迎えたいと思います。
来年も宜しくお願いいたします。次号は1/12の配信予定です。